潮風に乗って-北から南から

船や港に関係する地名を訪ねて、その土地の情報を発信します。

土井さん搭乗のエンデバー、無事帰還

2008年03月27日 | Weblog

2008/03/27(木) TBS NEWS
土井さん搭乗のエンデバー、無事帰還

TBSニュースで『土井さん搭乗のエンデバー、無事帰還』と報じていましたので掲載します。(03/27放映)
 http://nawata01.eco.coocan.jp/08TV_movies/TBS/0301/tbs_nasa_20080327.wmv


 日本人宇宙飛行士の土井隆雄さんが搭乗したスペースシャトル「エンデバー」が、16日間の日程を終えて帰還しました。NASA=アメリカ航空宇宙局は土井さんを高く評価しましたが、宇宙計画そのものには厳しい現実が待っています。
 フロリダの夜空に姿を見せたスペースシャトル「エンデバー」。NASA=アメリカ航空宇宙局は日没前の着陸を予定していましたが、上空を低い雲が覆ったため時間をずらし、夜間の着陸となりました。

 日本初の有人宇宙施設「きぼう」の保管室を国際宇宙ステーションに取りつけた土井隆雄さん。着陸からおよそ1時間後、元気に地上に降り立ちました。このとき、「きぼう」の開発担当者に土井さんは、こう話したと言います。
 「長い苦労が実りましたね。国際宇宙ステーションは広くて快適。日本食はとても人気でもっと食べたかった、お箸で食べたのがよかった」(土井隆雄さん)

 しかし、今後の宇宙計画には厳しい現実が待っています。NASAは2年後の2010年にはすべてのシャトルを引退させる予定で、その上、宇宙ステーションの運営予算は2015年までしか決まっていません。
 「その時には私はNASA長官ではないし、今の大統領も大統領ではありません。次期大統領も宇宙ステーションについて決めようにも、その時、大統領ではありません」(アメリカ航空宇宙局 グリフィン長官)

 多額の予算をつぎ込んだ日本の実験棟「きぼう」。これからの運用も含めると1兆円を超える巨大プロジェクトです。
 「騒音が少なく、とても静かな環境があると、居住空間としても使えるくらいの優れたものであると」(宇宙航空研究開発機構 間宮 馨 副理事長)
 JAXA=宇宙航空研究開発機構では、各国の飛行士の居住空間としても活用できると、今後の活用にも自信を示しました。
 将来に課題を残しつつ、「きぼう」の完成に向けて、第2便の船内実験室の打ち上げは5月に予定されています。