虚脱

　しーーらなあい、まあああちをー、あるいーてーみーたあああい。
　どおこーかー、とおおおくへー、いいきたああいー。

　というわけで、夏山裕あらため、虚脱かげろうと申します、じゃなかった、とにかくだるい。これが、究極の虚脱感というものか。
　なんだか、夢の中を天女のはごろものようなものを着て、軽やかに駆け回っている感のある私である。この分だと、そろそろ空を飛ぶことができるような気がしている。
　これは夢の中なのか、はたまた、電脳世界のパルスなのか。
　何を言っているのかもわからない始末である。

　そう言えばこんな歌もあったなあ。

♪誰かを探して、歩く野辺の道
　季節はどこかに忘れてきたの
　今日も晴れた空、明日の夢はないけど
　風だけを頼りに歩いていたい
　そうね、ヒヤシンスみたいに愛を知らない
　ひとりぼっちの花よ、幸せはどこかに

　昔、ＮＨＫでやっていた、筒井康隆原作の「七瀬ふたたび」というテレビドラマの主題歌だ。なんとなく、もの悲しい曲想で、とても印象に残っている。
　多岐川裕美がヒロインの七瀬をやっていた。綺麗だったなあ。

　おどまぼんきりぼんきり、盆からさきやおらんど・・・
　誰か私を引き戻してくれ。

　そう言えば、そろそろ、年末ジャンボ宝くじが発売だ。うひ、うひひひひひひ。（思考停止）
　・・・ハグハグ。