ハグハグの日々 Ⅳ  ~ 南日本海人、ライダー変身

ご訪問有難うございます。南日本海人、夏山裕のブログです。家族を愛し、人生に感謝して、日々をハグしながら送っています。

人形つかい

2009年11月23日 | 日々(ふつうに)
 昔読んだ本にSFの大御所ロバート・E・ハインラインという作家の「人形つかい」とう作品があった。人間に乗り移って操る気持ちの悪いエイリアンと人類が戦うストーリーだったが、今日の記事はそれとは全く関係がない。(いつもの前置きだ。関係ないなら言うな。(笑))

 年に一度行く仕事関係の旅行で、今年は四国阿波の国徳島を訪れた。そこで見た、阿波人形浄瑠璃に感動して、浄瑠璃に開眼したことを書いたと思う。非常に興味を感じたのだが、そう言えば、我が地元の町にも、伝統芸能として、浄瑠璃に近い物があったのを思い出した。
 「益田糸操り人形」というものである。文字通り、糸で操る人形の芸能なのだが、糸や吊りという違いを除けば、阿波の人形浄瑠璃や、文楽とほとんど同じ世界である。たぶん、演目も似たようなものがあるようだ。
 これは、と思い、いつかこの地元の伝統芸能を鑑賞してみたいな、と考えている。だが、なかなか上演の機会は少ないので、頭の片隅に止めているところである。

 また、関連して上記の旅行の際にお土産で、あるものを買って帰ったのを思い出したので紹介するのである。その土産物というのは、手首から先にはめて遊ぶ、人形である。二、三十センチの大きさで、手にはめ、親指と小指が人形の両手になって動かすことができるのだ。
 人形は、「アルプスの少女ハイジ」とそのペットの犬「ペーター」(?)と、同じく、山羊の「ユキ」の三体である。どうして、そのようなものを三つも買って帰ったのかと、家族に一瞬、怪訝な顔をされた。
 なぜそんなものを買ったの? という感じであったのだが、それは、その、(かわいかったから)と小さな声で言うしかない。というか、人形浄瑠璃を見たあとの衝動買いとしか、言いようがない。でも、こういう人形や、ぬいぐるみ、子供が結構喜ぶという感覚があったのだ。その証拠に、立山旅行の際に買って帰った「雷鳥」のぬいぐるみは気に入ったようではないか。その証拠に息子のベッドの枕元に置いてあるぞ。

 話が逸れ始めたのでもとに戻すが、三つの操り人形の内、私はじつは山羊の「ユキ」が気に入っていたのである。息子に犬の「ペーター」、娘に「ハイジ」、自分に山羊の「ユキ」という分担で買って帰ったのだが、息子は「ペーター」で了承したのだが、娘が「ハイジ」より、山羊の「ユキ」がいいと言って取られたのである。
 そういう理由で、私は残った「ハイジ」をひきとることになった。・・・。机の上には、私の(かわいい)「ハイジ」が置いてある。
 しかたがないので、時々、このハイジを手にはめて、腹話術を遣いながら、子供や家人に話しかける今日この頃である。
だが、言いにくいことや、おねだりをするときに、この人形を使うのはいい。手にはめて、人形の手で相手をトントンしながら、「ねえねえ、アタチ、お金がイルンダケド・・・」といった使用法である。
 
 まさに人形つかいだ。
 ・・・ハグ ハグ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。