切符が買えない夢

　最近あまり夢を見ないなと思っていたら、久しぶりにみた。しかも、パターン化されたやつ。
　空港や駅、バスのターミナルなどで、何らかの理由で搭乗や乗車が間に合わないというような内容の夢だ。今回もそのバリエーションである。
　飛行機で空港には到着したのだが、何故か、そのまま電車に乗って出口に向かう。電車で向かう出口など現実には考えられないが、これはたぶん羽田から東京駅に向かうモノレールのイメージだと思う。
　送迎電車に乗ったのはいいのだが、すぐに降りる時間である。さて、切符は、と思い出すと、切符を持っていないことに気づく。これはどうしたらいいのだろう。降りたところで精算できるのかな、それとも・・・。そこで電車の中に切符の自販機があるのに気づく。それではここで買っておこう。で、買おうとすると、今度は小銭がない。・・・なんだかんだで、なかなか切符が買えないのである。
　到着は迫り、気持ちはあせる。そこらあたりで目が覚めると、尿意を感じているという次第。いつものパターンである。トイレ関係の生理現象が絡んでいることが多い。
　いつぞやは、飛行機に乗る前に売店でパンを買おうとしてなかなか買えないというのもあったなあ。あれはおかしかった。売店が、旧ソビエトの売店のように、お金を払うところと、品物をもらうところが別々であったのだ。旧ソビエトの売店の話は本で読んだだけなのに、夢の創造回路というものはまことに面白い。
　しかしどうせならもっと面白い夢がいいなあ。一月ぐらい前は、日に3本立てか4本だての奇想天外な夢を見ていたのだが。あれはどうやって見たのだろう？