今日からついに師走。
一年で一番せわしない季節がやってきました。
しかも、12月になったとたんに、今シーズン一番の寒気がやってくるとは・・・
皆様、体調には十分気を付けて、温かくしてお過ごしくださいね。
さて、12月初めの投稿は、ザ・京都の紅葉です。
京都に住んでいるんだから、紅葉見放題でしょ!
という無言の(時に有言の)プレッシャーに負け、よりにもよって大雨の朝に東福寺の紅葉を見に行きました。
とはいえ、例によって9時のシンデレラなので、超有名な通天橋に入る時間はとれそうもありません。
そこで「通天橋から雲海のように広がる紅葉を眺める様子」を対岸の臥雲橋から眺めることにしました。
8時過ぎに到着!
臥雲橋は屋根があるので雨が当たりません。
しかも他の人は通天橋が目的地なので、数枚写真を撮ったら先を急いで行かれます。
そこで比較的ゆっくりと写真を撮ることができたのですが・・・
遅かりし!東福寺の紅葉・・
見ての通り、真っ赤に紅葉した木々はどれも最盛期を過ぎ、半分くらい葉がチリチリになっていました。
その割に、ズームで通天橋方向を見ると、まだ黄色や緑の木も沢山混じっています。
それにしても、やる気のない写真(笑)
手前の木々が一番綺麗なタイミングで見られたら美しかったかもしれませんね。
NHKの京都ニュースで見たときは言葉に表せない美しさでしたが、1週間遅かったです。
雨に濡れて、より可哀そうな感じに・・・
黄色い葉に頑張ってもらいました。
もう来年のための冬芽が出来ているのがちょと嬉しいです。
時間もないので、ここでUターン。
(え、これだけ!?と思わないでくださいね)
東福寺駅から東福寺に向かう道はこの時期左側通行とされており、私が帰るころには行列になっていました。
皆さん大雨をものともせず、見る気満々の気合満点!
まだ通天橋が開いたくらいの時間なので、帰る人は数えるほどです。
そんな一人である私はと言うと、この辺りには塔頭が沢山あるので、それらをのんびり眺めながら歩いて行きました。
こちらは数ある塔頭のひとつ、同聚院。
「働く女性の守り本尊」と書かれた赤いのぼりと、白いバラが目を引きました。
この塔頭のご本尊は不動明王で、特に平安時代、芸事の上達にご利益があると高貴な女性の信仰を集めたそうです。
境内には、祇園の芸妓でアメリカの大富豪モルガン氏の甥と結婚したモルガンお雪(のちにフランスに移住)のお墓があります。
高貴な女性に大富豪の奥さんと聞くと、働く女性の守り本尊というのがピンときません・・・
白いバラは、お雪の死後に京都市の姉妹都市であるパリ市から送られた「ユキサン」というバラ?
こちらも塔頭の明暗寺。門前のイロハモミジが真っ赤でとても印象的。
後で調べてみたら、この明暗寺(善慧院)は普化宗の禅寺で、「虚無僧発祥の地」なんだそうです。
こちらは曲がり角にあった見事に紅葉した一本。
誰もいない奇跡の一瞬に撮りましたが、実際には前後に沢山の人がいました。
色交じりの紅葉(黄葉)も素敵ですね!
こちらも塔頭のひとつ、退耕庵です。
門から見える紅葉が美しかったので、ふらふらと中に入ってみました。
14世紀に創建されたこのお寺、応仁の乱で荒廃しましたが、慶長4年(1599年)に安国寺恵瓊によって再興されました。
こちらのお寺、上の写真左手の客殿も有名なんだそうですが、それより目を引くのが小野小町ゆかりの地蔵堂。
なんでも、ご本尊のお地蔵様の体内には、小野小町に寄せられた艶書が沢山収められていたとか。
体の中にラブレター詰め込まれたお地蔵様、「玉章地蔵」と呼ばれているそうです。
それにしても、写真に写るほど雨が強くなってきました。
杉苔の緑に散る赤い葉がいい雰囲気
井戸の蓋に散る葉
ということで、超有名なお寺の塔頭の紅葉を、雨の中楽しんできました。
最後は、退耕庵の松で・・・
この写真を撮ってから1週間余り。もう今年の紅葉は終わってしまったのでしょうか。
例年12月上旬までは綺麗なのに、ちょっと残念です。
【撮影:2022/11/23 東福寺】
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大勢の観光客が朝早くから並んでますね。
ちょっと驚きました。
そして、お目当ての紅葉は、雨に濡れて風情はあるものの、時期が遅かったのは残念でした。
一句、ひねってみました。
参道に傘の行列紅葉散る
私なら、雨の日は写真の色付きが悪いので出かけなかったでしょう。
昨日は天気予報は晴れだったのに、曇り空で鳥の写真が冴えませんでした。
今日もいちにち曇りのようです。
テニスの後は、夕食当番を命じられました。
楽しませていただきました。
さすが、京都の風景、有名なお寺、紅葉、
もし京都に行ったら、素人目からすると、
ありすぎて、どこを見れば良いんだろうって思ってしまいそうです。
さすが、京都人のなつみかんさん、観光客を避けて、
歴史を感じる中に、今年の紅葉を雨の中、
ナイスショットに、たくさん切り取りましたね(@_@)
中々行けない京都を楽しませていただきました。
12月がスタート、北国では雪、
冬らしい季節になりました。
暖かくしてお過ごしくださいね^^
変ですね。
雨の中の撮影、お疲れ様です。
私も東福寺は行きました。
そのときより、こちらのお写真のほうがずっと綺麗です。
雨の中、長い行列には驚きました。
なつみかんさんが京都を避けていらしたわけですね。
後でPCから又試してみます。
通天橋から眺めた紅葉の素晴らしさは忘れられません。
一色の紅葉では無く、赤・黄・オレンジ・緑が入り混じって
まるで画家のパレットの様だった記憶がよみがえります。
青カエデの時期に出向いた時も爽やかで気持ち良い通天橋でした。
小野小町へのラブレターが収められている「玉章地蔵」は東福寺の近くに在るのですか?
話には聞いていましたが・・・
知って居れば寄り道して参拝したのに・・・
残念でした。
私が京都の紅葉の名所に行かない理由、分かっていただけたでしょうか。
大雨、しかも開門前後の時間帯でこれなんですから、休日のいいお天気だったらラッシュアワー並みの混み方間違いなしです。
(それでもまだまだ外国人観光客が少ないのでマシなんだそうですが・・・)
それにしてもshuさんの俳句、冴えてますね!
- 濡れ紅葉 踏んで転んで 傘も散る
私だったら川柳しかできません^^;;
私の場合は天気にかかわらず朝のウォーキングをするのですが、少しは空いているかと思って出かけたのが甘かったです・・・
(もともと、写真は期待していませんでした)
京都の紅葉の名所、数あるようですが、まだまだよく知りません。
いわゆる「有名どころ」はものすごい混みようなので避けますが、きっと「知られざる名所」があるはず・・・
でも、そんな場所を知っていても、投稿はできませんね(笑)
東福寺でも通天橋は大混雑でしょうけど、塔頭はひっそりしていましたよ。
拝観できる塔頭巡りもいいかもですね。
今日はやっとジャングルのような庭の木を剪定に来てもらいました。
落ち葉掃きからは解放されましたが、庭もすっかり冬仕様になり、ちょっと寂しいです・・・
パソコンからの投稿、できるようになりましたか?
時々調子が悪くなることありますよね。
東福寺にも行かれたのですね。
私の写真の方が綺麗ということは、行かれたタイミングがあまり良くなかったのでしょうね。
それにしても、こんなに沢山の人が来ているとは思いませんでした。
旅行されている方は、少々の雨では予定を変更されないのでしょうね。
全国旅行支援で、すごく沢山の人が動いているようです・・・
一番いい時期に東福寺に行かれたのですね!
かくいう私も今回大雨の中わざわざ出かけたのは、少し前にNHK京都ニュースでおっしゃるような「画家のパレットのような」紅葉をドローンから写した光景を見たからです。
あんなに綺麗な紅葉のかけらでも見られたら・・・と思ったのですが、ちょっと甘かったです。
濡れると風情が変わるのと、枯れ始めの木が多かったですね。
ぜひいつかリベンジしてみたいです。
玉章地蔵、ご存じだったのですね。
退耕庵は東福寺駅から東福寺に向かう道の途中で、初めに出会う塔頭だったように思います。
もし機会があれば、ぜひ行ってみてくださいませ。
一休寺は見頃でしたよ
なかなか見頃に逢えるのは難しいですね
雨の中ご苦労様でした(^_^)
大雨の中、東福寺の紅葉を見に行かれた頑張りに拍手を送ります。(^.^)
そして、9時のシンデレラが風邪を引いたりしたトラブルがなくホッとしました。
私は冒頭のなつみかんさんの呟きがとても気になったのです。
「無言の(時に有言の)プレッシャー」
確か、先日の私のコメントで、京都の紅葉を見に行って欲しいとリクエストしました。
これはまさに”私の有言のプレッシャー”に間違いありません、と白状します。(^^;)
9時のシンデレラに何かあれば、当局より、私が事情聴取を受けるところでした。
私の造語ですが、「モミハラ(紅葉狩りの強要)」の疑いになると思います。(笑)
東福寺の紅葉、最盛期が過ぎて、美しい紅葉が見られず残念でしたね。
でも、そこで諦めず、同聚院や明暗寺、退耕庵などで、紅葉を見つけるとは流石です。
また、どのお寺も由緒ある古刹ばかりで、京都ならではの風情を感じさせてくれます。