もう何回「初夏は白い木の花が多い」と書いて投稿したでしょうか。
まだまだ載せまっせ~
森の京都、京丹波町にあるわち山野草の森に行ってきました。
お目当ては〇〇〇〇ですが、それは追って登場予定。
まずは今回見た木々の花に登場してもらいましょう。
白ばかりではないですが、そこは大目に見てくださいませ~
最初はこの時期毎年楽しみにしているこちら。
サラサウツギ(アジサイ科ウツギ属)です。
純白ではなく、花弁の外側がピンクになるのが特徴。
けっこう大きな木が満開だったのですが、風が強くて全然うまく撮れていませんでした。
同じような花がほかの場所にも。
おや、これは真っ白ですね。
八重で白いから、シロバナヤエウツギ(アジサイ科ウツギ属)でしょうか。
樹名板がなく確信が持てません。
写真も適当だし・・・
京都府立植物園にはヤエヤマシロウツギという似たようなウツギもあります。
謎です・・・
気を取り直して、もう一種類。これは超簡単。
この時期、満開でした。
ザ・ウツギのウツギ(アジサイ科ウツギ属)ですね。
梅雨時に咲き、別名卯の花とも。
ここではウツギがトンネルのようになって咲いていました。
こちらは純白というより少しベージュがかって見えますが・・・
花もですが、葉をみたらわかるかも。
こちらはガマズミ(ガマズミ科ガマズミ属)。
一時期、レンプクソウ科になっていましたが、ガマズミ科に変わりました。
こんな感じで咲いています。コバノガマズミに比べたらかなり大きいですね。
こちらは初見の花。
ごちゃごちゃして非常に分かりにくいですが、花はネズミモチに似ていますね。そして葉は斑入り。
すごい親切なヒント(笑)。こちらの木は斑入りヒメネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)。
ヒメが入っていますが、ネズミモチの仲間です。
お次は、たった一輪残っていた花を望遠でパチリ。
お~まだ綺麗!ご存じホオノキ(モクレン科モクレン属)。
先ほどのヒメネズミモチと同じくモクレン科ですが、サイズが違いすぎ~
高木なので、花も高い位置に咲いていることが多くなかなかちゃんと見られません。
ホオノキの葉を乾かして上に味噌を塗って焼く朴葉味噌など有名です。
考えてみたらすごい耐火性ですね。
載せる花の色がだんだん白ではなくなってきました。
お次、強いバナナの香りのこのお花。小さいですが、花の形はちょっとホオノキと似ていますね。
それもそのはず、同じモクレン科モクレン属のカラタネオガタマです。
ベージュの花のイメージが強いのですが、こちらではこのように赤みが強いです。
不思議なことに、花の真横より、少し離れた場所の方がバナナの香りを強く感じます。
白くなくなったので、もう一つ濃いオレンジ系の花を・・・
ご存知ハナザクロ(ザクロ科ザクロ属)。ザクロの園芸品種です。
続いて、満開のこのお花、何でしょうか。
下から見上げたので特徴的な姿が少し分かりにくいですが。
全体を見てみました。
けっこう大きな木です。
こうやって見たらもう分かりますよね。ヤマボウシ(ミズキ科ミズキ属)です。
白い部分は総苞片、これを法師の白い頭巾に例えて「山法師」と名付けられたとか。
森の中の各所に咲いていました。
そうそう、熟した実は食べられるそうですが、完熟した実を見たことがないので未食です。
ややや、ピンクの花を付ける木もありました。
これもヤマボウシ?それともベニバナヤマボウシのような名前があるのでしょうか。
このお色、気に入りました。
ピンクの花が出てきたところで、こちらの花をどうぞ。
この花は、九州・四国に自生するツクシイバラ(バラ科バラ属)です。
良く増え育ちやすいですが、生息地である河川敷などの攪乱によって、自生はほぼないそうです。
ノイバラの仲間はみなそうですが、受粉するまえの一時だけ蕊が黄色くて綺麗です。
私が宇治川で見るノイバラとよく似た雰囲気です。花は大きいですが・・・
はい、今日はこれでおしまい。
最後はサラサウツギとツクシイバラが咲いている辺りの全体の様子をどうぞ~
ちょっと鬱蒼としすぎていますが、雰囲気良いですよね!
明日はその他の木々と湿地ゾーンの光景をどうぞ。
【撮影:2023/5末頃 わち山野草の森】
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GoogleMapで検索、
なるほどぉ~って小さな旅をさせていただいています。
京丹波町にあるんですね。
丹波と言うと兵庫県をイメージするんですが、
京都府に丹波があることを知る私です^^;
サラサウツギ、
見せていただきありがとうございます。
ホームグラウンドの高台に、植えたのかもですが、
自生しているかのように咲いている
サラサウツギを見つけたのから、毎年この時期を
知らせてくれる木があるんです
ホオノキ(@_@)(@_@)
こちらだと、さすが終わっているんですが、
わち山野草の森は、気温が低いのでしょうか?
桜と同じように、2度楽しませていただいた感じです
今日は曇り空ですが、明日は一日⛈、
梅雨ですねぇ
この時期に咲く白い花と言えば「ウツギ」が出てきますね。ウツギは別名ウノ
ハナと言い、小学生の頃に音楽の授業で習った「夏は来ぬ」を思い出し、今で
も歌詞を口ずさむことができます。(^.^)
卯の花の 匂う垣根に
ホトトギス 早も来 鳴きて
しのびねもらす 夏は来ぬ
小学生の頃はウノハナがウツギだとは、もちろん知りませんでした。ウツギも
種類が多く、なかなか区別がつきづらいですね。私も5月の花のアルバムで、
ウツギ、サラサウツギ、ショウキウツギを投稿または投稿予定です。
シロバナヤエウツギ、ヤエヤマシロウツギ、斑入りヒメネズミモチ、ホオノキ、
カラタネオガタマ、ハナザクロ、ツクシイバラなどはまだ見たことがありませ
ん。
花弁の外側だけがピンクなので、いかにも優し気ですネ。
シロバナの八重咲きウツギは初めて見ます。
凄くボリュームを感じますネ。
まるで雪崩して居る様に咲いた居ますネ。
ホウの花まだ十分綺麗で咲き残っているのですネ。
花芯部分の赤色が遠目でも存在を教えてくれますネから、この花は良く知って居ますが・・・
背が高いので詳しい花の写真は自分では写せていません。
カラタネオガタマは未だ見た事が在りません。
バナナの香りがするのですか?
珍しいですネ。
此方でも、赤いヤマボウシを良く見かけます。
白色と混じって咲いて居る様に見えますが・・・
街路樹なので、赤、白別の樹木なのか、今度しっかりと確かめてみます。
ツクシイバラの手入れは想像以上に大変そう!
このては棘が半端ないと思います。
学名を調べてみたら、サラサウツギは、Deutzia crenata f. plena
シロバナヤエウツギは、Deutzia crenata f. candidissima でしたので、いずれもザ・ウツギのウツギ(Deutzia crenata)の品種でした。
昔の方は山野を駆け回り、様々は変わり種を見つけて持ち帰り、育てたのでしょうね。
ヤマボウシの萼片が紅く色づいているのも、やがて品種扱いになるかもと思いましたら、既にBenthamidia japonica f.roseaという学名が付いていました。
和名はなつみかんさんが推察されたとおり、ベニバナヤマボウシでした。
https://pino330.com/archives/27637
今週谷川岳に出かけた際、ロープウェイからホオノキの花をたくさん観ました。
また、平標登山口から国道17号と越後湯沢に向けて移動した際にも、ホオノキの花を観ました。
自分で運転していたら、きっと車を停めて撮影していたと思います。
カラタネオガタマは実物を観たことがありません。中国原産で日本には江戸時代に渡来したそうですので、日本の山にはないでしょうね。
こんばんは~
名前の由来知りませんでした。
実は姫ヤマボウシはベニバナヤボウシというので買ったのですがほんのりピンクかかっているんですよ
こんなに濃い色が欲しいです。わち山野草の森
早速attsu1さんのお借りして調べてみたいと思います
素敵な山野草の森ですね。此方では聴いたことありません。
わち山野草の森、少し遠いですが、私の行きつけの場所のひとつになりました。
兵庫県の丹波と京丹波、私も少し前までごちゃごちゃになっていましたが、今は区別できます。
どちらも黒豆が名産なんですよ~
attsu1さんがお好きなサラサウツギ、私が見た中では山野草の森の木が一番大きくて綺麗です。
ほんのり外側がピンクになるのが綺麗ですよね!
花の咲く時期、確かに少しだけですが山野草の森の方が遅いようにも思います。
さすがにもう散っていると思いますが・・・
そうそう、タイサンボクはまだ南部でも綺麗に咲いていますよ~
皆さんウツギ=卯の花といえば「夏は来ぬ」という歌を思い出されるようですね。
私も歌詞を覚えてしまいました。
小学生には卯の花と言われても分かりませんよね。
ホトトギスの鳴き声もその頃はその辺で聞こえたのでしょうか。
のどかな光景が浮かんでくるようです。
ウツギの中には色々な科の花がありますが、その中でもアジサイ科のザ・ウツギの仲間がやっぱり一番雰囲気がいいように思います。
サラサウツギは中でもふわっと可愛らしいですね。
斑入りヒメネズミモチは今回初めて花に気づきました。
ネズミモチ系の花、今結構咲いていますね!
(こちらではほとんどトウネズミモチですが・・・)
ウツギ属のウツギの仲間の中では、おっしゃる通りサラサウツギが一番優し気ですね。
シロバナの八重ウツギは、全体が純白なので結構見栄えがします。
普通のウツギは山に沢山咲いていましたが、蕊が黄色いからか、すぐに傷むからか、遠目には白というよりベージュがかって見える木が多かったです。
近くから写すと結構蕊も美しく綺麗な木ですよね。
カラタネオガタマは香りがとても特徴的なので、もしどこかに咲いていたらきっと「あ、これはもしかして・・・」と気づかれると思いますよ。
それくらい強烈です。
ピンクのヤマボウシは品種なんですね。
見た感じは、全部べったりとピンクというより、白に近いピンクからわりと濃いピンクまで色々ありました。
なかなか見栄えします。
ツクシイバラ、確かにすご~く傍若無人に広がっていました。
手入れが大変そうって、実感がこもっていますね(笑)
色はザクロのオレンジと同じ色かな
ヤマボウシ ピンクもありますか
真白の中にグリンの粒がポツリのヤマボウシが好いです
学名を見ると、その花の由来がわかりますね。
似た雰囲気と思ったら、品種でしたか。
納得です。
赤いヤマボウシも品種なんですね。
品種というと作り出されたという印象がありますが、自然に生まれた品種を育てたケースも結構あるのでしょうね。
ベニバナヤマボウシ、流行っているのか、庭木にされているおうちを数件見ました。
木が大きくなりそうで、自分だったら植えるのをためらいそうです。
ロープウェイからホオノキですか。
よく見えそうですね!
ホオノキは高木なので下からでは花が見られないことが多いですが、ロープウェイからの観察、ナイスです。
カラタネオガタマはこちらでは結構見かけます。
千葉にはまだあまりないようですので、お庭に一本いかがですか?
花の季節に注目を浴びること間違いなしですよ!