なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

アジサイ咲き始め~わち山野草の森2023/5末(2)

2023-06-11 06:02:00 | 植物

今年は梅雨入りが早かったですね。
梅雨の花といえばアジサイ。
何でも例年より早く咲いているので、アジサイももう咲いているでしょうか。



わおー、アジサイはアジサイでもコアジサイが満開でした!
アジサイ科アジサイ属。日本固有種で関東以西の山地や林縁に分布します。
見ての通り、アジサイといえば・・の装飾花がなく両性花のみ。
でも地味な感じはなく、沢山の蕊とちょっと蛍光を帯びたような花の色が綺麗です。


わち山野草の森のコアジサイは結構な数咲いており、満開のタイミングで見られてラッキーでした。


しつこく・・・


茎の色が赤紫がかっているので、花が散った後もなかなかの雰囲気があります。
行った時が花が散った後だったら、茎だけでも結構センスのいい写真が撮れますよ。


しつこかったですね。最後に引いて見てみると・・・


おや、後ろに何か花がぶら下がっています。
これな~んだ


花のアップです。


どうも受粉が終わると花が黄色くなるタイプのようですね。
スイカズラと同じです。この写真で分りますでしょうか。


答えはキウイフルーツ(マタタビ科マタタビ属)。
中国原産のActinidia deliciosaというマタタビ科の植物をニュージーランド品種改良、
果物としてのキウイが作り出されたそうです。

名前の由来は、果実の皮がニュージーランドの鳥、キウイに似ているからなんだとか。
つる性で、下の写真の大きな葉のツルがキウイフルーツです。


下の方のアジサイに目が行きました。


予想通り数は少ないけれど咲いていましたね~
葉に光沢がなく、小さくて薄手なのでヤマアジサイの仲間でしょうか。


他にも・・・品種名は書いていないので分かりません。








こうやって見ると、ガクアジサイ/ヤマアジサイ系が多いですね。
そうそう、コアジサイやヤマアジサイは、地元の山でもたまに見られます。
あまり感動していなかったのですが、日本固有種と聞いて俄然テンション上がりました。

アジサイエリアの奥が湿地ゾーンになっています。
(地図では「ショウブ園」)


きれいさっぱり剪定され、何もなかったのですが・・・
ちょっと珍しい?斑入りのイネ科植物はトワダアシ(イネ科クサヨシ属)というそう。
そう聞くとちょっと素敵と感じるのですからいい加減です(笑)


アサザ(ミツガシワ科アサザ属)が咲いていました。


沢山!狭いので結構花との距離が近いのがいいです。


肝心のショウブはといえば、少しだけですが咲いていました。
黄色い花ですが、模様がちょっと面白いです。


青い花も咲いていましたよ~


ということで、アジサイとその奥のショウブ園でした~

【撮影:2023/5末 わち山野草の森



コメント (18)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 癖になる白い木の花シリーズ... | トップ | 今年もササユリ・オトメユリ... »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2023-06-11 06:38:25
コアジサイ
大きな紫陽花は、たくさん見ますが、
コアジサイの群生、なにか昔から
ここに馴染んでいたのを感じますね

キウイフルーツ
マタタビ科マタタビ属(@_@)(@_@)
知らないことまだまだあることを知ります。
キウイって、育てているのは、人が受粉させたり
しますが、
自然に育ち、実をならせるのでしょうね。

アサザ
この時期を知らせる水辺の花、今年まだ見てないです。
見に行きたくなりました。

そうそう、今年ネジバナを見てなかったんですが、
遅いなぁって思ってたんですが、
昨日、初めて見ましたよ^^
返信する
サン、シ、ゴアジサイ (アブリル)
2023-06-11 08:02:20
う、美しいではありませんか !(^^)!
両性花の実の花ってことがよ~く分かります。
引き伸ばして額に入れて飾っておきたい
© 2023 なつみかん\(^o^)/
返信する
おはようございます (shu)
2023-06-11 10:04:00
アジサイの季節になりました。
街中でもよく見かけますが、山でアジサイを見かけると嬉しいですね。

ヤマアジサイの仲間とある青い花(萼片)のは、エゾアジサイかと思いましたが、わち山野草の森のFacebookの6月4日の投稿にはヤマアジサイが記されていました。
太平洋側ではヤマアジサイ、日本海側ではエゾアジサイが主流です。両者の違いは下記のurlを見るとよく分かります。
http://www.forest-akita.jp/data/2017-jumoku/90-ezoagisai/ezoagisai.html
写真だけで見分けるのは難しいですね。

アジサイ科の仲間には他にもたくさんありますね。
今日ご紹介いただいたコアジサイの他に、ガクアジサイ、タマアジサイ、ガクウツギなど。
私ははじめのころよく間違えました。

キウイフルーツは見たことがあります。ずいぶんたくさん花が咲くので驚きました。教えてもらうまで何だか分かりませんでした。
ショウブ園もあるのですね。季節のお花をたくさん楽しめて、素敵なところですね。
返信する
間違えました (shu)
2023-06-11 10:06:31
アジサイ科ではなくて、アジサイ属でした。
科名はユキノシタ科でした。
ごめんなさい。
返信する
こんにちは (さざんか)
2023-06-11 13:05:15
コアジサイは装飾花が無いんですね。
両性花の蕊が目立って綺麗ですね。
茎の色が色っぽいではありませんか。
見てみたいです。
アジサイにも色んな種類があるんですね。
shuさんのコメントのYRLを拝見しても難しいです。
キウイの花は分かりました。
attsu1さんが書かれているネジバナ、芝生から出て来ましたが、小さくてシャビーです。
返信する
コアジサイ (ran1005)
2023-06-11 14:47:01
コアジサイが超満開していますネ。
梅雨の間、鬱と惜しいですが、紫陽花が多く咲いて癒されますネ。
最近は園芸店に行くと色々な改良種も見られますネ。
我が家の紫陽花はあまりにも大輪になりすぎて・・・
昨年、強剪定しました。
今年は咲かないと思って居ましたが、米粒の様な蕾をイッパイ付けています。

紫陽花の横にトワダアシを植えていますが、全く湿気の無い土地なのに、華奢な姿の割には
強健で繁殖力が強い葦です。
流石にこれほど花穂は付けていませんが・・・
返信する
紫陽花 (ヒゲオヤジ)
2023-06-11 18:17:34
なつみかんさん、こんばんは(^-^)/
昨日までのコメントを書いていたら、今日も更新されたご様子、
こちらにもコメントさせて頂きました。
いやァ〜とうとう梅雨入りしてしまいましたね。
因みに今年の梅雨入りは早々に集中豪雨、被害に遭われた方々本当にお気の毒です。
なつみかんさんも被害に遭われませぬ様願っております。
所で紫陽花、この季節らしい花ですね。
紫陽花のお写真は勿論、キウイフルーツの花や菖蒲の花も素敵です。
因みに私はバラで手一杯だったので近所の紫陽花までは手を付けなかったのですが、
たまたま出掛けた鎌倉の長谷寺で紫陽花を撮りました(^_^;)
返信する
梅雨時によく似合う花 (ninbu)
2023-06-11 19:59:00
なつみかんさん、こんばんは。
ブログを見ると最近はアジサイのオンパレードですね。アジサイも品種が多く
て私は覚えきれません。ヤマアジサイは知っていますが、冒頭に登場したコア
ジサイも初めて見るアジサイです。普通のアジサイとは少し趣が違う花姿をし
ており、とても素敵な写真ですね。
(^.^)

キウイフルーツの花も初めて見ました。この花からあの美味しいキウイフルー
ツの実が成るのですね。花ショウブもアジサイと並んで梅雨時によく似合う花
です。昨年は私も茨城県の佐原市で開催されていた「あやめ祭り」に行った記
憶が蘇りました。
返信する
マタタビ (なつみかん)
2023-06-11 21:50:25
attsu1さん、こんばんは。
コアジサイ、アジサイの中でも好きな部類に入ります。
装飾花がないのに、蕊が沢山で華やかに見えます。

キウイがマタタビ科だというのは前にも聞いたことがありますが、書くたびに忘れていて驚きます。
マタタビは半分白くなる葉の方が有名ですが、花にも雄花と両性花があり、その両性花がキウイに似ているようです。

ネジバナ、私も近所の芝生で1本だけ見つけて喜んでいたら、その後芝生の雑草がわんさか生えて埋もれてしまいました。
次はこの雑草がネジバナもろとも刈られないか心配です。
ちなみにうちの職場がいつもやってます・・・
返信する
キウイフルーツ (なつみかん)
2023-06-11 21:52:03
アブリルさん、こんばんは。
両性花・・・と強調されたわけは、と思って調べたら、キウイフルーツの花に両性花があるということですね。
私はコアジサイの花が好きです。
それこそ、骨か血管のようになった茎まで・・・
骨まで愛して、ですね。
返信する

コメントを投稿