植物園に紫式部現る～宇治市植物公園2024/5下旬（1）

５月最後の日曜日、久しぶりに宇治市植物公園に行ってきました。
一番のお目当ては花と水のタペストリー。
そろそろ絵柄が変わっているのではと思って見てみたら正解です！


ところでこれは何の絵柄？
最初見た時、鳥か何かと勘違いしましたが、引いて見ると・・・


これは十二単の女性の姿ですね。
ひょっとして・・・説明を見ると思った通り「第１０３作目　紫式部」でした。
今、宇治は紫式部や源氏物語をガンガン推しています。
使用花材は、イヌツゲ、ボックスウッド、オカメザサ、ジニア、ベゴニア、コリウスだそう。
あとひと月もしたらきっと絵柄がくっきりと美しくなるでしょう。

ちょっと先走りましたが、時間をまき戻して植物園に入るところから。


花は端境期だし、蛍は夜間、さぞひっそりしていると思いきや、駐車場はほぼ満車。
フラワーブリッジを渡った正面にあったブラシノキの花付きがすごすぎて思わずパチリ。



右手、入り口方面を見るとこんな感じで、人が沢山。


右側の水色のテントはジャパンコーヒーフェスティバルの受付。
前に行った時も出くわしたのですが、1800円で３種類のコーヒーを飲めるイベントです。
さすがに14時過ぎから一人で３杯もコーヒー飲んだら寝られないので、こちらはパス。
年パスで入場しました。
イベントホールでは、ハーブ展が行われていました。


　　

建物の外に出ていつもの小鳥を連れたお嬢さんにご挨拶。
カツラの木の緑が眩しいです。


まだアジサイには早いと思っていたら、牧野先生ゆかりのヒメアジサイがもう綺麗！


　　　　　　　　　　

青紅葉の美しい秋の庭の東屋は、今回もコーヒーブースに。


近くにあった木に、こんな実が。何かお分かりですか？


毛がはえたこの実は、ミヤマウグイスカグラの若い実です。
花にも沢山の腺毛が生えていましたが、実も同様に毛むくじゃらです。

咲いていた花はこれ一種。

名札がありませんでしたが、チダケサシでしょうか。

花の広場を通り抜け、春のゾーンへ。
お目当ての花壇は・・・


ポピーのお花畑になっていました。
まだ蕾が多く咲き始めでしたが、満開になったら綺麗でしょうね。


修景池の光景です。写真では見えにくいですが、左手の芝には沢山の花。

自然のお花畑は、ブタナでした。


池には何もなく、一輪だけハナショウブが咲いていました。


長くなるので、続きは明日・・・

【撮影：2024/5/26  宇治市植物公園】