4回にわたり、アジサイ園とハナショウブ園の様子をご紹介しました。
でもいつものあの場所は?と思ってくださった方もひょっとしていらっしゃるかも。
そう、なつみかんの庭、植物生態園です。
ハナショウブ園側から植物生態園に入りました。
そこで最初に見た花がこちらです。
ナツツバキ?いえそれよりかなり小さい花、ヒメシャラ(ツバキ科ナツツバキ属)です。
サイズは小さいですが、花弁の一部にふんわり緑の斑があるのは同じ。
早春にバイカオウレンなどが咲いていたエリアはすっかり夏に装いを変えていました。
そこで咲いていたのがこちら。
ホタルブクロの赤紫の花が咲いていました。
自生のホタルブクロはすべて白なので新鮮です!
近くに咲いていたのはウツボグサ?
いえいえ、タテヤマウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)です。
そして一本ひょろっと伸びた草に、よく見たら花が咲いている?
初見です。何なんでしょうか。
どこかで見たような花の形。
名札には、フナバラソウ(キョウチクトウ科カモメヅル属)の名前が。
ツル植物ではなく、こんな植物です。絶滅危惧種なんだそうです。
前に来たときは生え始めだったこちらの植物に白い花が沢山。
シロバナクサナギオゴケ(キョウチクトウ科カモメヅル属)です。
立った一輪でしたが、ミヤマヨメナが残っていました。
う~ん、やっぱり花は少ないですね。
一番沢山咲いていたのがこちらです。
こちらはノカンゾウ、ヤブカンゾウともに花が大きくて綺麗です。
ついついドアップで撮影。クモまで写っていました。
園路に彩を添えていましたね~
キョウガノコが咲いている・・・と思ったら、シモツケソウでした。
それにしても暑いわ~
カラスもハアハア
ということで、明日に続く。
【撮影:2024/6/8 京都府立植物園】