六甲高山植物園を出た後、早めの夕食を食べるため山頂に向かうことにしました。
植物園から山頂の駐車場まではほんの数分で到着です。
言葉で説明するのは難しいので、とりあえずマップのリンクを貼っておきますね。
週末なのでそこそこ混んでいましたが、第二駐車場に止めることができました。
食事をする前にまず山頂からの展望を眺めることにしたのですが・・・
おや、あの真っ赤な花はなんでしょう。
傾いた日差しを浴びてよりくっきり赤く浮き上がるこの花。
まるでハコネウツギの最終形をみるかのようです。
(注:ハコネウツギは純白で咲き始め、徐々にピンク、最後は真っ赤になります。)
ロープウェイ?の鉄塔をバックに、咲いているのもこの真っ赤な花です。
そして極めつけがこの真っ赤っか。
そこで思い出しました。
ここに来る途中、裏六甲ドライブウェイを走っている時、山裾にちらちら見えていた赤い花。
止まれる場所がないので気になりながら正体が分からず気になっていました。
それがこの赤い花だったのかも!
ということで、「六甲山 赤 ウツギ」で検索すると、すぐにヤブウツギと判明~
ヤブウツギなんて、すごく普通っぽい名前ですが、初見でした。
スイカズラ科タニウツギ属です。
ヤブウツギほど目立ちませんが、ハコネウツギの赤なしバージョンのようなウツギも咲いていました。
これって咲き始めのハコネウツギかと一瞬思いましたが花のサイズがやや大きいです。
こちらは帰宅後GL先生に聞いてみると、「ニシキウツギ」と。
自生地や花の姿はドンピシャですが、ハコネウツギとの違いがほぼないそうです。
なので、ニシキウツギ(仮)ということで。
山上からの光景を見ていただくつもりが、遅くなりました。
六甲お土産館にある、見晴らしデッキから景色を見ることにしました。
こちらがその光景です。
夜景がとても美しい場所ですが、日のある時間帯でもなかなかのものです。
ちなみに、以前来たときは花火を見ました。
ちょっともやっていますが、結構よく見えますね。
この写真ではちょっと分かりにくいですが、黒い点々が見えています。
こちらは・・・ツバメです。イワツバメでしょうか。沢山飛んでいました。
山の方に目を向けると、これな~んだ。
この雰囲気はサワフタギでしょうか。
それとも、タンナサワフタギ?
そのどちらかだと思います。最近ハイノキ科に縁があります。
そして、こちらの木には、小さい実が沢山。
バラ科っぽいですが、GL先生に聞いてみるとリンゴやナシと出てきます。
ひょっとして、ズミでしょうか。
やっぱり植物にばかり目が行ってしまいます。
ということで夕食は六甲ビューパレスでいただくことに。
時間が早かったせいか、比較的空いていました。
折角なので食後はガーデンエリアを散策。
ここはヨーロッパ風を意識しているようなオシャレなスポットになっています。
そしてここが中央の広場です。
こちらの塔は見晴らしの塔。
オシャレな雑貨屋さん。中も面白く、色々と見て回りました。
結局、お土産に割れ炭酸煎餅とバームクーヘンを購入。
最後に、出たところで正面に見えた六甲しだれをパチリ
(ちなみに、中には入ったことがありません)
少し日は傾いてきましたが、まだ夜景には時間がかかりそうなので帰路につきました。
次はもう少し日暮れが早い時期に行ってみてもいいかもです。
そして、ロープウェイで有馬温泉まで下りて、温泉で一泊なんて最高ですね。
いつか行ってみたいです。
【撮影:2024/6/1 六甲山】