切山での午前中のにこにこ市も午後からのハイキングもコロナやその同調圧力にいも屈せず開き続けられている。
午前中のにこにこ市にはマスクをした人が多かったがハイキング参加者は季節柄マスク姿はなし。
重要文化財真鍋家を含む切山は6月のたっぷりな緑の中にあった。
今回の目的地は通いなれた真鍋家と土釜神社。
と思ったが違っていた。
真鍋家裏山からの展望。
ハイキングリーダーで真鍋家16代当主の真鍋潤さんは切山の魅力発見に精力的だ。
10年以上通っている私も初めて目にする景色だ。
昔より見晴らしがいいと言われた場所を今回開発してのお披露目だった。
この道はすぐ下にある真鍋家へと続く。
松の仁と書かれているが肥松と呼ばれている。
赤松の樹脂の部分でとても固く腐らないで枯れ枝として転がっていることが多いが立ち姿は始めて見た。
切られている枝の一部で小さな仏像が彫られているとのことだ。
近くのけもの道に目立つロープを張り遊歩道にもしていた。
近くの水道施設。
切山にしては立派なのは真鍋家の失火に備えてのことだそうな。
真鍋家へ下る途中にある元炭焼き施設。
真鍋家見学時に足を伸ばすと今回の開発場所は楽しいコースになる。
去年の9月に茅葺屋根葺き替えのお披露目会が開かれて以来だがどっしりと美しい。
厚みたっぷりの茅葺屋根の表面が色濃くなっていた。
重要文化財としては珍しく常備炉の火を絶やさないためか天井はしっくりした色になっていた。
庭先には白いどくだみの花がさわやかだ。
家の裏庭の石垣にもユキノシタが花盛り。