平和

この２週間「イスラム国」のニュースを聞かない日はないですね。
人はここまで残酷になれるんだと報道を見ながら悲しく、心が痛いです。
世界の歴史を見ても戦争をしていない時代はなくて、「平和」という言葉からはほど遠いのが現実。
戦争で殺された人たち、傷ついた人たち、破壊された自然・・争いは良いものをなにも生まないし、負の連鎖で更に状況は悪化しているというのに、ストップさせることができない。
今朝も何度となく「報復」という言葉を聞いて恐ろしくなったし気分が悪くなりました。

実際問題、わたしは親しい人を殺された経験がないし、”経験したことがないから理解できないんだ！”と言われればそれまでです・・・
でもでも果たしてそうでしょうか？
無念な思いで殺されていった人たちが最後に思うことって、”仇をとって欲しい！”なんだろうか？
自分だったら "残された家族や友人たちが平和な世の中で平安と喜びに満ちた人生を全うして欲しい！”って祈ると思う。

聖書にはこの世の終わりの事が記されています。
だから必ず終わる時が来ます。
その頃になると各地で地震が起きたり、異常気象がおこったり、争いごとが多くなり、白と黒がはっきりしていくとのこと。
残酷な事が起きているのはイスラム国だけでに限った事ではなくて、日本でもたくさん起きてる。
子供の頃２～３日に1度くらいの頻度で殺人事件のニュースがあって恐怖心を覚えたものでしたが、今は毎日絶え間なく殺人事件のニュースが流れている。
しかも見ず知らずの人を標的にしたりする事件も多い。人の命に対する考え方がどんどん軽視され、麻痺してる。
人を思いやる心や敬う心が欠如し、自分勝手な振る舞いをする人が増えていっている。


誰が悪くて、誰が正しいじゃない！
人は必ず間違いをおかすし、弱いし、不完全。
だからこそ完全で強い、愛の神が必要。

世界が平和に近づくためには誰かが「許す」事を決断をしないと憎しみには終わりが来ない。
悪を憎んで人を憎まず、愛が溢れる世の中に少しでも近づけるよう祈ります。




『我が子よ、わたしの教えを忘れるな。
わたしの戒めを心におさめよ。そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し、平和が与えられるであろう。　箴言3章１～２節（旧約聖書より）』

『お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあながたがを赦してくださったように、互いに許し合いなさい。エペソ人への手紙4章32節（新約聖書より）』