昨日一日で40センチを超える雪が積もった。
“少雪気味”と言っていたが、これで“平年並み”になった。
午前中タップリと、午後からも若干雪始末が残った。
一段落したところで、久しぶりにスノーシューを引っ張り出して、残ったカラマツ林に
足を踏み入れてみる。
こう眺めると、以前と変わらないように見えるが、道路側とお隣さん側を先月伐採したので、
カラマツ林は半分ほどになってしまった。
それでも、カラ達が枝を渡って、明るい囀りで鳴き交わしている。
ぐるっとカメラを回してみる。
カラマツ林と言っても、エゾマツやトドマツと混交している。
右手前は、種から植えたオニグルミで、左の葉っぱ付きはドングリから植えた
ミズナラだ。
木というのは、育ち始めると早い。
カラマツ林にも、庭の木にも雪の影響は目に見えるように出ていた。
樹齢を重ねたカラマツの枝は折れやすいので、大風の日は気をつけなければ
ならない。
右は、スモモの横枝だが、こちらは裂けはするが、枝が落ちるようなことはない。
いずれにしても、こうなれば春先にチェンソーのお出ましとなる。
こちらも、苗から育てたシラカバだが、下枝がうるさくなってきたので、長柄のノコで
切り落とした。
雪が積もっている今の季節は、足場がその分高くなり、木自体の生育も止まっている
ので、剪定するにはいいタイミングだ。
春先にこれをすると、切り落とした枝元からいつまでもキシリトール入りの樹液が流れて
止まらない。
カマボコ屋根の小屋の雪下ろしは、今季3回目。
簡単な構造なので、こまめに下ろさないと潰れてしまう。
スノーダンプが使えるので、見た目ほどの手間ではない。
サイロの方はずいぶん積もったが、自然落下を待つのみ。
右の小屋は一度下ろしたので、まだしばらく大丈夫。
日脚が延びたといってもまだ如月の半ば。
午後4時を過ぎると、お日様も西に傾く。
わが家に入るライン数条。
近くの電柱から延びる三本は、電話(鉄線:使用していない)、ブロードバンド用グラスファイ
バー(光電話、パソコン)と、イー町独自のファイバーケーブルで、地デジと独自放送のケー
ブルテレビ、災害時などの一斉伝達用の音声告知端末などが提供されている。
別立ての一本は、電力会社の電気用。
数年前までは、情報格差地帯だったこの地区も、ケーブル経由の各種情報は大都市並みと
なった。
便利な世の中、といってしまえばそれまでだが、小学生低学年の頃はテレビも無かった訳で、
お陰で、東京オリンピックはリアルタイムで見ることはできなかった。
“三丁目の夕日”を見ていると、同じ時代でも東京下町とユー地区の違いがあまりにも大きい
ので、そのギャップと懐かしさが“ないまぜ”になる。
さて、次の東京オリンピックの頃は、どんな風になっているやら。