セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

大雪の後は

2014-02-11 16:31:07 | ぐるりのこと

昨日一日で40センチを超える雪が積もった。

“少雪気味”と言っていたが、これで“平年並み”になった。

午前中タップリと、午後からも若干雪始末が残った。

 

一段落したところで、久しぶりにスノーシューを引っ張り出して、残ったカラマツ林に
足を踏み入れてみる。

 

 

 

 

 

 

こう眺めると、以前と変わらないように見えるが、道路側とお隣さん側を先月伐採したので、
カラマツ林は半分ほどになってしまった。

それでも、カラ達が枝を渡って、明るい囀りで鳴き交わしている。

ぐるっとカメラを回してみる

 

 

 

 

 

 

カラマツ林と言っても、エゾマツやトドマツと混交している。

右手前は、種から植えたオニグルミで、左の葉っぱ付きはドングリから植えた
ミズナラだ。

木というのは、育ち始めると早い。

 

 

 

 

 

 

カラマツ林にも、庭の木にも雪の影響は目に見えるように出ていた。

樹齢を重ねたカラマツの枝は折れやすいので、大風の日は気をつけなければ
ならない。

右は、スモモの横枝だが、こちらは裂けはするが、枝が落ちるようなことはない。

いずれにしても、こうなれば春先にチェンソーのお出ましとなる。

 

 

 

 

 

 

 

こちらも、苗から育てたシラカバだが、下枝がうるさくなってきたので、長柄のノコで
切り落とした。

雪が積もっている今の季節は、足場がその分高くなり、木自体の生育も止まっている
ので、剪定するにはいいタイミングだ。

春先にこれをすると、切り落とした枝元からいつまでもキシリトール入りの樹液が流れて
止まらない。

 

 

 

 

 

 

カマボコ屋根の小屋の雪下ろしは、今季3回目。

簡単な構造なので、こまめに下ろさないと潰れてしまう。

スノーダンプが使えるので、見た目ほどの手間ではない。

 

 

 

 

 

 

サイロの方はずいぶん積もったが、自然落下を待つのみ。

右の小屋は一度下ろしたので、まだしばらく大丈夫。

 

日脚が延びたといってもまだ如月の半ば。

午後4時を過ぎると、お日様も西に傾く。

 

 

 

 

 

 

 

わが家に入るライン数条。

近くの電柱から延びる三本は、電話(鉄線:使用していない)、ブロードバンド用グラスファイ
バー(光電話、パソコン)と、イー町独自のファイバーケーブルで、地デジと独自放送のケー
ブルテレビ、災害時などの一斉伝達用の音声告知端末などが提供されている。

別立ての一本は、電力会社の電気用。

数年前までは、情報格差地帯だったこの地区も、ケーブル経由の各種情報は大都市並みと
なった。

便利な世の中、といってしまえばそれまでだが、小学生低学年の頃はテレビも無かった訳で、
お陰で、東京オリンピックはリアルタイムで見ることはできなかった。

“三丁目の夕日”を見ていると、同じ時代でも東京下町とユー地区の違いがあまりにも大きい
ので、そのギャップと懐かしさが“ないまぜ”になる。

 

さて、次の東京オリンピックの頃は、どんな風になっているやら。