お隣との間のカラマツ林を、予防的措置により伐採した。
数日前まであったものが、すっぽりなくなるというのは妙な気持ちだ。
それが、小さな頃から慣れ親しんだ景色ならなおさら。
喪失感的なものを除けると、“間の抜けた感じ”というのが近いかも知れない。
重機の入った跡はそのままだが、昨日から降った新雪が、伐採後のぼさぼさを隠してくれた。
初めて見るには何の変哲もない景色だが…。
カラマツ林の中に、1本だけあったシラカバは、供養?のため薪にすべく玉切りにして
もらった。
カラマツの方は、数本程度なら何とでもするが、これだけの太さのもの全部となると手に
余る。
これは、芯の方までしっかりしていたので、材として搬出。
お隣りを建てたログビルダーさんは、この林を全部伐採すると1軒くらい建つぞ、と言って
いたが…。
少しデジカメを横に向けると、変わらぬ景色もある。
このデッキからの眺めも。
遠くに見えるポロヌプリも。
赤屋根サイロのベレー帽は、だんだん大きくなってきた。
薪の上に積もった雪は、これまでの全積雪。
締まって嵩が減っているが、それでも1m以上にはなっているだろう。
今日は、今シーズン3回目のカマボコ車庫の雪下ろしとなった。
そんなことで、変わったもの、変わらぬものあれど、相変わらず通ってくるお二方。
本当は、ご三方なのだが、このテーブルにいっぺんに乗るのはお二方まで。
残ったカラマツ林の中で、くるくると追いかけっこしている姿が、ここからも見える。
明日は大寒、外はずいぶんシバレて来たようだけれど、どうなるかな。