まだ、それほど冷え込んできたわけではないが、シーズン始めの
慣らし焚きに、薪ストーブに火を入れた。
もっとも、もう一系統ある灯油の温風暖房は、しばらく前から入れて
いたので、これまで無暖房できたわけではない。
そろそろ、薪が燃えるのを見たかったこともある。
慣らし焚きは、あまり高温にはせず、一定の温度で数時間ストーブを
暖める。
この鋳物の薪ストーブは、いくつもの部分に分かれているのを、ネジや
耐熱セメントでくっつけて組まれているので、最初から急激に温度を
上げると膨張度合いが異なって継ぎ目に隙間ができたり、最悪の場合
割れることもある、と、怖いことが説明書に書かれている。
そこで、シーズン始めには、少しずつ火室を熱に慣らすための暖機運転を
励行している。
本当に冷え込んでくると、慣らし焚きももどかしくなるので、まだ、それほど
寒くない、このくらいの時に初焚きをするのが、毎年の季節行事だ。
今年も、薪ストーブのシーズンが始まった。