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セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

晩秋撤収作業

2013-10-14 21:33:46 | ぐるりのこと

厳めしいタイトルなので、最初の画像は柔らかめに。

と言っても、遅く咲いたアジサイの咲き終わり。

容色衰えても、なお存在感を残している。

季節をダメ出しするように、カラマツの葉が一枚花びらに掛かった。

 

 

 

 

 

 

で、今日の本題はこちら。

毎度、泥の付いた野菜洗いやら、外仕事やらでお世話になっている雑用水だが、
官営水道の栓ではない。

こうして普段使いにしているのは、ここに水道が来る前から生活用水だった第二
水道栓。

 

 

 

 

 

 

手前の土管を埋めたのと、奥のブルーシート囲いがその第二水道の中枢となる。

 

 

 

 

 

 

 

手っ取り早くコマを送ると、ブルーシート囲いは電気式の汲み上げポンプ。

ずいぶんとサビが来ているが、もう少し現役でがんばってもらわねば。

 

 

 

 

 

 

 

ということで、肝心の水源の土管井戸はこちら。

土管5~6段積みだから、7~8メートルは掘り下げていて、よほどの干ばつが続かな
ければ水が切れることはない。

四十数年前までは、わが家の飲用含めた生活水だった。

その後、官営水道が引かれたが、初めの頃は断水が日常茶飯事で、バケツやヤカンを
持ったご近所さんが当面の水を求めてよく来たものだった。

ただし、停電になると電気ポンプが動かなくなるので、井戸につるべを落として手汲み
することになる。

 

 

 

 

 

 

何が「いざ」かは知らないが、いざというとき水の栓が複数あるのは心強い。

しかしこの第二水道栓も、氷点下30度を下回るこの地では、いとも簡単に
凍結してしまうから冬期間は使えない。

それで、毎年この時期に栓の水を落とし、ポンプを取り外して撤収し冬に備
える。

まだ外仕事は続くので、しばらくは不便だが来春の水温む頃までしばしの
休養を願う。

 

 

 

 

 

 

最後、ぼんやりした画像に浮かぶ青白いのは、季節を知らせるお馴染みさん。

北の国では、利尻や斜里のお山が初冠雪の便りも届いた。

この時期過(あやま)たず出現する雪虫さんは、冬支度を急ぐよう天から遣わされた
使者のような気がしてくる。

 

 



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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それは素晴らしい (0-chan)
2013-10-16 00:20:58
いざって時の 第2の水源があるのって 本当に安心感につながりますよね
ウチも 山の水を引いていて(よくつまるんですが)
基本 飲むには躊躇しますが それでも生活の中で飲まない水の方が大量に使うので、心強く思ってます

今の台風に対する備えもそうですが、昔は被害にあうのは「やむなし」な心構えで、
その次の手を考えてたように思います
あまりに便利でデジタル化された生活に踊らされて 不安は無いのか??
ちゃんとアナログな第2のてだてを持ってる事に 本当の豊かさを感じる昨今でございます
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0-chanさん (naomint)
2013-10-16 20:55:20
水もそうなのですが、ここは厳寒地ですので暖房の方にバックアップの
必要性を感じます。
猛吹雪で停電することもありますので、ほとんどの家庭では明かりも暖房も
止まることになります。
井戸や薪ストーブ、やっぱりアナログ的なところに戻ってくるのかな。

こちら、お昼前からどんどん暗くなり風が強まり雨模様のお天気。
そして、さきほど夜になってからユー地区から出る峠二カ所が積雪
通行止めとなりました。
ただ今、七割方陸の孤島のユー地区です。
サテ、明日の朝はどうなっているのかな?

多分大丈夫でしょうが、雪になっていたら朝イチタイヤ交換です。
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