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加須美の滝、右往左往

2012-07-15 12:00:39 | 山や森や川や渓

数日前に下見した函岳環境調査を終えて、この地区随一と言われる加須美(かすみ)の滝へ。
今回は、道中を後回しにして滝の勇姿から。

7~8メートルの落差だが、豊富な水量と深い滝壺があるので、実際よりも大きく見える。

 それでは、以下、滝に至る調査隊の足跡?を辿る。

 

 

 

 

 

 

 

林道から河床に降り、まず滝があるとおぼしき場所を求めて川を下る。

 

 

 

 

 

本流は相当の水量があり、足を濡らさずに下るのは難しい。

 

 

 

 

 

かなり下ったが、滝に行き当たらないので、斥候隊を出すことに。

「行ってきます」と残留部隊に手を振る。
(画像は、手を振り返す残留組)

 

 

 

 

 

 

斥候隊二人。さらに下るが、小滝にしか行き当たらず、残留組のもとへ戻ることに。

時間は、だんだん残り少なくなり「幻の滝」に終わるのか、と思い始めた頃。

 

 

 

 

 

 

一同、来た川を戻る。

誰しも、「撤退」の二文字が頭をよぎる。

 

 

 

 

 

川に降りた場所からさらに遡ると、突然、真新しい公共工事の跡に出た。
工事標識によると、どうやらここ数年で施工された施設のようだ。

撤退も検討されたが、一縷の望みをかけてさらなる上流へ。 

 

 

 

 

 

 

少し遡ると、両岸を大きな岩壁に囲まれた場所が出現し、滝に近づきつつあることを
実感する。

 

 

 

 

 

遡行十数分で、遠くに滝の姿を捉えた。
どうやら、最初は、滝があると思われる場所を誤って行動していたようだ。

幻に終わらず、本日の成果とすることができそうだ。

 

 

 

 

 

 

ごうごうと、落下する水の音が聞こえそうな画像。

 

 

 

 

 

 

 

めったに釣り人が来ないためか、滝壺に釣り糸を垂らすと、型の良いイワナが次々掛かる。

ゆっくり釣りたいところだが、すでに予定時間を過ぎているので撤収することに。
釣ったイワナは全てリリースする。

 

 

 

 

 

 

名残惜しさと、少しの満足感を胸に、滝を後にした。

 

 



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2 コメント

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いい石落ちてますネ; (0-chan)
2012-07-20 00:09:10
じゃなくて 迷った時は来た道戻る。。。 
結果 滝が見つかってよかったですネ

私も子供の頃 神戸の六甲山のあちこちにこういう沢登りルートがあって、
家族で 上ったのを思い出しました
沢っ端は 子供には足元濡れるのが気持よく、そして沢筋は明るくて、山歩きの中で好きなルートでした。
で、当時でも突然現れる公共工事の堰堤にがっかりしたものでした

とはいえ 目的の滝周辺は 画像で見ていてもマイナスイオン感じます。
河原だとバーベキュー  山歩きだと百名山スタンプラリーみたいな現在の発想。。。
近くの沢を 淡々と歩くだけの気持ちよさ、
気付いてほしいですワ
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0-chanさん (naomint)
2012-07-20 21:43:41
本当に、渓流を上がり下がりしながら石にばかり目が行って困りました。
この渓は、特にユー地区でも奥地にあるので、あきらめもつくのですが、
半端に近い場所だったりすると、どうやって石を持ち帰ろうかと考えたり
するので、かえってやっかいです。
この滝は、めったに人の訪れない場所だったのですが、この公共事業で
近くまで道路ができたので、数年中には踏み跡ができたりするものと
思われます。
滝壺のイワナも、釣り尽くされてしまわないかな。
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