
ジギタリスは、和名キツネノテブクロで、キツネの丸まった手足の袋という名はその
花姿に相応しい。
属名もラテン語で「指袋」なので、古今東西人の見る目はそう違わないということか。
数年前に植えた数株が開花して種を飛ばした結果が、今年のこの状況を生んだ。
これでも、随分と小苗の整理はしたはずだが、株が大きくなるとその整理もあまり
意味をなさない。
ここのジギタリスの種類は、ほぼこの四種だが、白色ゴマ入りが“キャメロットクリーム”、
白色無地が“スノーシンプル”、淡いオレンジピンクが“アプリコット”、ピンクゴマ入りが
“エルジーセルゲイ”らいしいが、交配が始まっており、正確なところは解らない。
ただ、これだけの株なので、種の始末をつけないと、バックガーデンはジギタリスに
乗っ取られる。
花の姿としては悪くはないが、その旺盛すぎる繁殖力が花の品位?を
おとしめているように思うのは自分だけ?
雲が適当に散らばって、焼けるようになってきた。
日中は連日夏日、真夏日の気温の上、適度に雨も降っているので植物の生育には
もってこいの気象。
ジギタリスの次を窺うのは、サルビア・ネモローサかデルフォニウムか。
最近のエゾリス・チビトトは後ろ姿がすっかりネコ的になってしまった。
そのシッポがリス族?の看板を明らかにしているが、ニャンと鳴いたら…
時節柄、怪談話で化けネコだぞ。
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