
北の国に住む者にとって、冬至は二十四節気・七十二候の中でも多分
特別な日の一つ。
もっと北の北欧の国々では、クリスマス前のこの日を光の再生の日として
祝う。
ユー地区では、冬日には珍しいくらいに晴れ上がった。
日差しの動きの中に、デッキ飯店に来店した面々を織り交ぜてみる。
ゴジュウカラさんは、なかなか芸達者。
時折、こんな人形・置物的な姿を見せてくれる。
10時半、ようやく太陽は中天に近づく。
上シジュウカラさん、下ハシブトガラさん。
一番端正に取れたポートレート。
正午に直前の、太陽の位置。
これが冬至の日の南中高度となる。
午を過ぎると、太陽はほどなくして傾き始める。
照らす光が斜光線となり、ゴジュウカラさんを立体的に見せてくれる。
下の画像は、穴の中に入っているのではなく、落ち着いてしまったモフモフくん。
15時前、太陽はもはやこの位置。
僅かの時間、残照が差して景色を浮かび上がらせる。
冬至の日の、日の出日の入りは何時頃かというと…、
今日の新聞からスクラップ。
ユー地区は、経度でほぼA川市と同じなので、7時頃日の出となり、16時前に
早くも日は没する。
ちなみに九州F岡市で、日の出は7時18分とさほど大きな違いはないが、日の
入りでは17時14分と、ユー地区と1時間15分もの差ができる。
15時20分、日は向かいの建物陰に隠れ、そのまま山際へと没する。
冬至のカボチャは何の謂われか知らないが、夕食にはこの一椀がついた。
これだけでも、今日を特別な日とする理由にはなる。
北の国に住まう者にとって、寒さや雪よりも、日脚が延びてくる方によほど
ありがたさを感じると言うことなのだろう。
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