日中気温がいくら上がっても、彼岸の頃ともなると朝方に白露が
降りている。
グラス類に付く露は、朝日に照らされて小さく輝く。
長く咲いたエキナケアも、そろそろラスト。
グラスではヒゲ?の数だけ、水滴を数える。
風が吹いたり、長く陽が当たると消えてしまうので、この一時の季節の演出。
そのグラス、糸ススキの傍らには晩生咲きのお菊さん。
不思議気な波模様を一つ一つに付けて、蕾を堅くしている。
ここに来て、春先剪定をかけたエリカが花穂をもたげてきた。
秋が深まった頃切り詰めておけば、来シーズンはもっと密集して咲かせそう。
色づく前のハルニレ、シラカバの明るい葉陰。
左奥はラズベリー、右手前はラミウム山。
それぞれが、それぞれに秋の粧い。
最後はやはり?定点画像。
強い朝日に温められて、小屋の赤屋根がべこんへこん言い始めた。
変わりやすい秋の空、晴れで朝をスタートしても、このまま続くとは限らない。
さて、今日は?