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時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

お菊の正体

2014-10-11 09:57:52 | 庭・ガーデン

お菊といっても、番町皿屋敷ではない。

怪談の季節でもない。

以前紹介したことのある、淡いピンク色の菊の花。

初霜が降りてから、次々と開花始めた。

 

 

 

 

 

 

実はこの菊、実家の土敷きのベランダに咲いていたもの。

上の画像のような状態で咲くので、匍匐性(クリーピング)の種類の菊だとばかり
思っていた。

中に咲いている、八重のコルチカムと比べても背の低さが解る。

株分けして何人か様にも貰っていただいたが、そのたびに「匍匐性で背が低く
咲く種類」と、わざわざ注釈をつけていた。

 

 

 

 

 

 

ところが、分けた苗の一部をバックガーデンに植えてみたら、伸びる伸びる…。

どうやら、単にスプレー咲きの菊が、生育条件に合わせて低く咲いていただけ、
というのが真相のようだ。

 

 

 

 

 

 

 

左、元の場所の咲き方と、右、花畑に下ろして咲いたもの。

どちらも、元は同じ菊。

 

 

 

 

 

 

どちらにしても、花の少ないこの時期に咲いてくれるので、ありがたい花。

大事にすることに、変わりはない。

もしかすると、他の菊も、地面の固い砂利地などに植え込むと、背が低く咲くものなの
かも知れない。

 

 

 

 

 

 

もう、庭の周りは一面の落ち葉。

歩き回ると、さくさく?と葉を踏む音がする。

目で見た様子とともに、そんな音にも季節を感じる。

 

立ち枯れの草花を刈り取り、冬ごもりの準備をするのも、間近だ。

 

 



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2 コメント

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素敵~♪ (0-chan)
2014-10-19 23:41:16
なるほどですワ~
ウチに来られたお菊様 ロックガーデンで にょろ~~んと伸びてらっしゃるので、
来年は 普通の花壇に植え替えしようと思っています(笑)
いえいえ それより この時期に咲く 耐寒性のある菊は 本当に大事なので、今後が楽しみです。
移動先で 頑張ってもらいますわ~
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0-chan/お菊さん (naomint)
2014-10-20 21:10:53
そうなのです。
生育条件によって姿を変える、植物の順応性を標本的にしたのがお菊さん。
岩場に咲くコハマギク何かも、地面に下ろすと徒長するのかな?
こちらはまだ、実験の機会なし。

本当に、霜が降り出す頃まで咲いてくれるのはありがたいですね。
今後は、源氏名“お菊さん”で行こうと思います。
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