三月になって一番変わるのは、光の強さだ。
特に、朝の光。
カラマツ林は光を通すので、その向こうが透けてまぶしい。
連日のプラス気温に、雪面も荒れ出した。
雪解(ゆきげ)という言葉があるが、三月半ばは雪解のはじまり。
その雪面に、小さな点が二つ?
どうやら、カップル誕生。
寄り添う姿が、浅い春の到来を告げている?
HDR画像で撮ると、雪の解ける様子が際だつ。
デッキの階段下の踏み石が見えてきた。
一時は130センチを超えた積雪も、暖気続きで1メートルを割った。
このまま行くか、逆戻りがあるか。
最後に、母校の小学校に伝わる第一応援歌の一番。
そびゆる北見の連峰に 原始の林なお深く
雪解の水の濁流は 巌に狂い渦巻きて
猛虎の吠ゆるそれの如 雄々しくもまた壮なれや
いつもこの時期は、一進一退、三寒四温。