夏に始めた小屋の壁塗装を、ようやく終えることができた。
気合いを入れれば、二日もあれば仕上げられる作業量、今年の夏は、
雨模様の天候やいろいろあって、今日まで延び延びになっていた。
最後の仕上げも、先日塗った煙突のある面の下、板二枚をそこに積んで
あった薪を小屋に納めてから塗り終え、窓のある面の右側の焚き付け用
廃材を、今塗り終えた煙突面の下に移し、移し終えた窓の右側を塗装して
… (う~ん、こう書いても、解らないだろうなぁ…)
後から足した一間×四間の薪小屋は、まだ塗装がしっかりしているので
今回はスルー。
というより、塗料の一斗缶をほとんど使い果たしたというのが本当の理由。
元の色と同じ色をチョイスしたつもりだったが、仕上がりはこのとおり。
年を経れば同じような色になるのかな?
今回使ったのは、こちら。(最初の時の小屋の塗装も同系統)
和信化学工業(株)のガードラックラテックス、色は「ハニーメープル」。
塗り立ては、ちょっとオレンジに傾いたメイプル色といったところ。
メーカー屋さんの回し者ではないが、水性塗料で扱いやすく、木部に浸透する
タイプなので、経年劣化して塗装面から剥がれてくることもない。
30%程度まで水で薄めても使用に耐えるようだが、今回は原液1回塗り。
素人なのでずいぶん無駄塗りが多かったように思うが、プロが使うと、薪小屋部分
含めてこの小屋一棟程度は塗れるのはないか。
素人と言えば、コンクリート部分などにマスキングもしないで塗ったので、
こういったところは致し方ない。
気になる向きは、金ブラシが付いたグラインダーなどで削ればいいだろう。
何となく、いつもの小屋が生き返った感じ。
小屋のこちら面にも薪や焚き付けを積んでいたが、屋根からの雨水で
地面は時に湿気を帯び、冬は落雪で外側に荷重がかかって崩れたりと、
薪を積む条件としてはあまりよろしくないので、止めることにした。
この方が、スッキリとして見た目にもよろしい。
長年の風雨に晒された、引き戸部分にもタップリと塗料を染み込ませる。
ガラスの下のはめ込んだベニヤ板も、相当劣化が進んでいたが何とか
セーフといったところ。
戦い済んで日が暮れて…、中古のペール缶と一本の刷毛が活躍して
くれた。
特価の刷毛も、小屋の板に擦り切られてスカスカの状態。
これも、この機に引退願うとしよう。
ついこの間も、この角度から画像を撮ったような…。
秋の夕刻、西の空が焼けるようになってきた。
山の端に落ちた陽が雲を焦がし、暮れ残った青空との対比がいい。
ほんとうに、日暮れが早くなった。