6月も最後の週、カラマツ林ではサイハイランが咲き始めた。
5・6本の花茎が立ち、なかなか見事で良い。
小さな林だが、カラスの置きみやげか、植生は意外と豊か。
小さな小さな花を付ける、コケイラン。
でも、小さいのにきっちりランの形をしているのが良い。
これも、小さな株しかないゴゼンタチバナ。
小さくとも、しっかりとした葉と花の風情が良い。
林の縁のルピナスが咲き始めた。
林の中には似合わないが、庭と林をつなぐこの場所にはしっくりする。
そんな様子を見ていたら…、
どこからともなく、お客さんが来て留まった。
川縁から百メートルは離れているここに迷い込んだのは、カワトンボくん。
見事なグリーンメタリックな姿にしばし見とれる。
これも、良い。
林を離れて、植え足りない野菜の苗を求めて隣のN頓別へ。
途中、牧草地の中の側溝にちょい寄りする。
緑ばかりで分かり難いが、一面のセリ畑。
鎌で刈るようにして、すぐに収穫終了。
案の定、何か別物の葉っぱも混ざっている。
これは後で、慎重により分けねば。
セリは、6月を代表する香り。
季節そのものを味わうようなもの。
車慣れしたキタキツネくんが道路脇で見つめてくる。
まだ若い個体のようだが、もっと野生を取り戻すようにと意見する。
本日購入の野菜苗は、カボチャ数株、レタス類が数種類、サンチェ、白菜、それと
イタリアンパセリ。
左側は、セロリが30株。
セロリ好きには、このくらい植えないと安心できない。
この後、雨が来てジャスピンの定植タイミングだった。
お日様をしっかり浴びて育ったものは、少し筋っぽかったりするが、スーパーに並んでいる
のとは別物の味がする。
タイトルを、6月の庭と畑と林としたが、どうやら庭が抜けてしまった。
こちらは、また、その内に。