セゾン・ド・ユー

時々更新フォトダイアリー、北の四季とエトセトラ

しっとり芽吹きと遠来の客

2013-06-02 21:37:09 | ぐるりのこと

六月・水無月に入った。

日曜日の午後は柔らかい雨となり、芽吹きの木々をしっとりと
濡らした。

グリーン・オン・グリーンのカツラのハート。

 

 

 

 

 

 

ミズナラの若葉は、少し下向きに開く。

 

 

 

 

 

 

こちらは、北欧産のドングリの木。

葉の形はカシワに似る。

この庭に植えられて20年余り、毎年、大量のドングリを生産するまでになった。

今年も、たくさんの花房を垂らして、豊作?の予感。

 

 

 

 

 

 

雨の中、珍客が姿を見せた。

1週間ほど前から、真っ黒の姿を見ていたが、ようやく画像にすることが
できた。

少し不鮮明だが、くちばしと目の回りが黄色い外は真っ黒くろすけの姿は
クロウタドリ(黒歌鳥)の特徴を備えている。

英名は姿のとおりの「ブラックバード」で、ビートルズに同名の曲がある。

1968年にP・マッカートニーが作った曲だが、アコーステックなギターに
乗せたバラードがなかなかいい。

 

 

 

【追記】
翌日の朝も顔を出してくれたので、もう一枚追加。
相変わらずぱっとしない画像だが、警戒心が強いのでこの程度。

大陸から東南アジアが生息範囲の黒歌くんは亜種らしい、どうやら
北の国での記録はほんの数例しかないようだ。

その後、スウェーデンの国鳥であることが解った。
ユー地区属するイー町は、スウェーデン中部のコミューンと姉妹提携
している。
そして、ただ今、訪問団がまさに出発しようというところ。

ただの珍しい黒い鳥が、特別の鳥に見えてきた。