多くの高齢者と同様、私もエアコンは体に悪いと長い間信じていた。電気代の節約にもなるから極力我慢していた。その習慣を改めたのは旅行がきっかけだった。私の旅行先は殆んどが南国だ。日本の夏ほど蒸し暑くはないがやはり夜は寝苦しい。ホテル代は電気代込みだから使い放題だ。エアコンで温度管理をすればよく眠れるし体調を崩すことも無かった。騙されていたと気付いた。
省エネは道徳として奨励され、経済的負担も軽減される。だから省エネを勧めることは良いことだがそれはあくまで事実に基づくべきだ。体に悪いなどといった嘘に基づくべきではない。
昔、扇風機の風を1時間以上受け続ければ死ぬ、という噂があった。だから首振り機能は絶対に必要と言われた。ローカルな噂ではなかったようで、数年前にこれを否定する実験が実際に行われた。これも電気を節約させたいという思惑と付加価値の高い製品を売りたいという思惑が結合して作られた嘘だろう。
私は先進国の住民はエネルギーを使い過ぎていると思う。しかしそれを規制するためにCO2による温暖化のような怪しげな仮説を利用すべきではないと思う。規制するための根拠は事実に基づくべきであり、目標が正しくても嘘に頼るべきではない。
あるいは副流煙についてもまことしやかな嘘が広まっている。喫煙よりも副流煙のほうが危険ということなど絶対にあり得ない。これは喫煙を妨害するためにデッチ上げられた嘘だ。
社会の不備に警鐘を鳴らすことはマスコミの使命だ。しかしその根拠に嘘を使うべきではない。朝日新聞のように、主張を正当化するために事実を摘み食いしては嘘によって補強することなど絶対にしてはならない。
「目的は手段を正当化する」という言葉があるが、間違った手段に頼らねばならないのなら、その目的こそ疑われるべきだ。誤った手段は目的の正当性さえ損なう。多くの宗教戦争や紛争はその宗教の教義を疑う根拠とさえなり得る。正しい目的であれば正しい手段がある筈だ。もし嘘に頼っているなら、目的そのものが誤っているのではないかと疑うべきだろう。
省エネは道徳として奨励され、経済的負担も軽減される。だから省エネを勧めることは良いことだがそれはあくまで事実に基づくべきだ。体に悪いなどといった嘘に基づくべきではない。
昔、扇風機の風を1時間以上受け続ければ死ぬ、という噂があった。だから首振り機能は絶対に必要と言われた。ローカルな噂ではなかったようで、数年前にこれを否定する実験が実際に行われた。これも電気を節約させたいという思惑と付加価値の高い製品を売りたいという思惑が結合して作られた嘘だろう。
私は先進国の住民はエネルギーを使い過ぎていると思う。しかしそれを規制するためにCO2による温暖化のような怪しげな仮説を利用すべきではないと思う。規制するための根拠は事実に基づくべきであり、目標が正しくても嘘に頼るべきではない。
あるいは副流煙についてもまことしやかな嘘が広まっている。喫煙よりも副流煙のほうが危険ということなど絶対にあり得ない。これは喫煙を妨害するためにデッチ上げられた嘘だ。
社会の不備に警鐘を鳴らすことはマスコミの使命だ。しかしその根拠に嘘を使うべきではない。朝日新聞のように、主張を正当化するために事実を摘み食いしては嘘によって補強することなど絶対にしてはならない。
「目的は手段を正当化する」という言葉があるが、間違った手段に頼らねばならないのなら、その目的こそ疑われるべきだ。誤った手段は目的の正当性さえ損なう。多くの宗教戦争や紛争はその宗教の教義を疑う根拠とさえなり得る。正しい目的であれば正しい手段がある筈だ。もし嘘に頼っているなら、目的そのものが誤っているのではないかと疑うべきだろう。