来日中のアメリカ原子力規制委員会のマクファーレン委員長が汚染水のトリチュウムなどを基準値以下に薄めて海洋放出する案に理解を示したという。
確かに、現在は、汚染水がどんどんとたまり続けており、浄化処理が間に合っていない。
しかし、ここで薄めれば海に流してもOKとなると、地下水で薄めて海へいくらでも流すことができてしまうのではないだろうか。
極端なことを言えば、湾内で、海水を使って薄めることだってできてしまうのではないだろうか。
というのは、東電は、決算を黒字にしなければ、銀行からお金を借りられないが、背に腹は代えられないということで、汚染水をひそかに処理ということもしかねないような気がする。
海水から放射能が検出されても、汚染水を希釈して流していると言われれば、それ以上追及することもできないのではないだろうか。