NISA予約３２２万件

新しく投資信託を買う人を優遇しようというものである。
しかしながら、私は前に買った投資信託がまだ損失があり、今後買う予定はない。
投資信託の配当も、資金を運用して得られた利益を分配しているのではなくて、投資信託を売って得たお金の一部が配当に回されている場合が９割だと聞いて、これではよほど景気がよいときでなければ、投資信託を買っても儲からないと思ったからである。
それなのに、現在アベノミクスで少し景気がよくなってきているとはいえ、３２２万件もの予約があると聞いてびっくりした。
投資信託は買った時より値上がりしているときに、配当が支払われるのであり、値下がりしていれば、この税制面での優遇措置も関係ないことになる。
果たして、NISAにつられて投資信託を買った人のどれだけが笑えるのだろうか。

電力小売り「質」を重視

政府は２０１６年をめどに電力小売り全面自由化に動いているという。
その際、当然小さな電力会社もできることから、消費者が不利にならないように、いざとなった時には、送電事業者が電力を送ることを義務付けるということらしい。
足し感、現在でも小さな事業者は急激に増えているけれど、これでどれだけ効果があるのだろうか。
発送電分離があいまいにされているように思う。

「汚染水」民主に飛び火

安倍首相が、オリンピック招致の際に、放射能はコントロールされているといった。
それに対し、民主党は、原発事故の現地で会議を開き、東電のフェローから、「コントロールされていない」という言質を引き出していたことがテレビで放映されていた。
その時、事故を起こした時の責任者は民主党だったのに、何を今更鬼の首でも取ったようなことを言っているのかと腹が立った。
その後、先日の台風１８号の通過の際には、遮水壁から、（いくらか汚染された）雨水がオーバーフローしたり、止水弁を開いて、海へ流してしまったという報道がなされていた。
その遮水壁のもっときちんとしたものを作ることを延期していたのは、現民主党の代表である海江田氏だというから、あきれてものが言えない。
安全の問題を優先するよりも、東電の倒産しないことを優先したとしか言えないのではないだろうか。

糖尿病５００万人抑制

国内の糖尿病患者は５年に一度の厚労省調査で８９０万人（２００７年）いるという。
それが２０２５年には１５００万人に増えるという。
そのため、メタボ検診の受診率を上げるなどの対策を行うという。
糖尿病は贅沢病だと私は思っている。
粗食をしていればそんな病気になどかからないと。
それでも、これだけどんどんと糖尿病患者が増えるということは、確かに高齢者が増えたということもあるけれど、私は、食生活の環境にあるのではないかと思う。
昔は大家族で、比較的粗食で暮らしていた。
ところが、今では、お金を出せば何でも買えて、おいしいものも食べられる一方、全体を通しての食の健康管理ができづらくなってきているのではないだろうか。

TPP模倣品防止合意

日本企業は、１０１１社が模倣品の被害を受けており、その総額は年間１２００億円に上るという。
そのため、TPP交渉の中で、模倣品や海賊版の取り締まりに向け高水準のルールを導入するという。
そうすれば、現在大量に模造品が出回っている中国も、必然的に模造品をなくすような行動をとらざるを得なくなるという。
これは誠に結構なことである。
しかしながら、現在日本は交渉の中にいるから、模造品取締りでも不利にならないように交渉を進めることができる。
他方、TPPの交渉に参加する前に、どのような不利益なことが決められていたかについては、少しも明らかにされていないのではないだろうか。

加藤コミッショナー辞任へ

プロ野球の加藤コミッショナーが任期途中のきょう辞任を表明するという。
しかしながら、６月に統一球の問題で謝罪してから、今日まで何をしていたのかよくわからない。
別に、コミッショナーの地位に固執していたとも思わないけれど、６月以降何をして、なぜ任期途中の今辞任なのかをもっと明確にするべきだと思う。