元法制局長官が警鐘

集団的自衛権の容認論者である小松氏が新長官となったことに対して、元法制局長官が警鐘を鳴らしているという図式である。
しかしながら、日本は新憲法で、軍隊を持てないことになっているけれど、実質的には、軍隊程度の規模の自衛隊を育ててきた経緯がある。
ということは、日本国憲法と言っても、解釈によってはどうにでもできるということである。
今までの歴代法制局長官が何といい、その実績がいくらあろうとも、新しい長官が集団的自衛権を行使できるといえば、安倍総理が求めて居る方向へ進んでいくのではないだろうか。

原発事故全員不起訴へ

勝俣東電の前会長、清水東電元社長、菅元総理、班目原子力安全委員会の元委員長など、原発事故の時には謝罪していた人たちが、全員不起訴になるという。
原発の安全神話を作り出し、お金がかかるからということで、災害を小さく見積もっていた人たちが、起訴もされないということに納得がいかない。

大誤報

昨日、テレビを見ていたら、緊急地震速報が流れた。
奈良を震源地として、マグニチュード７．８の大地震が起きるというものである。
関東から、西は本州西端、四国、九州まで真っ赤で表示されており、いかに地震の規模が大きいかが分かる。
東海地震で想定されていたものよりかなり大きそうである。
私は新しいパソコンを買ったけれど、まだ耐震をしていない。
デスクトップのため大地震では倒れやすい。
そのため、パソコンを抑えながら、地震の来るのを待った。
しかし、３分経っても５分経っても、地震が到達しない。
いかに地震の予知が早くても、これはおかしいと気づいた。
その後、地震計がノイズを地震と間違ったための誤報と分かった。
それにしても、予想が大地震となっていたために、新幹線が止まるなど、影響はかなりあったようだ。
緊急地震速報は、地震が伝わる何分か前、１秒でも早く出せるようになっているので、人間がチェックする時間的余裕がない。
しかし、今回の大誤報を経験に、いくつかの地震計が地震波をキャッチしたら、緊急地震速報が出るように、多少遅くなっても、せざるを得ないのではないだろうか。