長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

東電社内調査

2011-12-03 08:56:04 | Weblog
東電の社内事故調査の中間報告が発表された。
しかしながら、これは読む前から大体予想はつくし、読む価値もないものと私は思っている。
というのも、日本の会社員がどれだけ会社に忠誠で、法に触れるようなことも、隠してきたことについては、オリンパスを見るまでもなく明らかである。
国の指導の基に国と一緒になって、原子力開発をやってきたのだから、東電に責任はないということは初めからわかっている。
賠償がまだ終わっていないというより、まだ始まったばかりの段階で、会社に不利になる報告書を作成するわけがない。
外部有識者による事故調査検証委員会といっても、東電から頼まれた委員であってみれば、それほど強いこともいえないだろうし、もし強いことを言えばその委員を差し替えるだけの話である。
この際、国が外国人ばかりによる、検証委員会を立ち上げれば、その問題もなくなると思われるけれど、それをすると、今度は国に大きな責任があったということになるから、結局うやむやで終わることになるだろう。