長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★アニメの殿堂

2009-11-20 08:59:09 | Weblog
無駄遣いの象徴といわれたアニメの殿堂の予算117億円が2億円規模になり代替案が示された。
これは国民にとって非常に分かりやすい。
「廃止」「減額」だけで果たして本当に良いのだろうかと思っていた国民もいただろう。
同じようなケースに、スーパーコンピューターがある。
これが本当に無駄遣いなのか、長期の目で見ると必要なものなのかは、誰にも分からないことかもしれない。
しかし、今度の事業仕分けによって、効率よく運営しなければならないということを誰もが自覚したに違いない。
研究本体の予算は必要であるけれども、天下りした人の給料として消えているような部分は大幅に減らす必要がある。
ここで、スーパーコンピューターの存続を求める意見が、文部科学省のホームページに4000件以上寄せられたというが、本当にこれが国民の意見かどうかも十分に吟味する必要がある。
文部科学省のような大きな世帯になると、関係者が少し呼びかけてもすぐにそのくらいの募集は集まるだろうからである。
正直言って、私もスーパーコンピューターの詳細については、よく分からない。
最先端技術であれば、研究を継続する必要もあるかもしれないが、パソコンの技術の流れが変わっているのに、スタートしてしまっているから途中で止められないというケースも良くあることである。
ここは関係者を入れて十分な議論が必要である。