カネ美食品の17年3月期は5億円の赤字へ、サークルK統合で
「ユニー・ファミリーマートホールディングス」の関連会社で、ジャスダック上場の食品加工業「カネ美食品」は、2017年3月期通期業績予想を下方修正し、当期純損益が5億6000万円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。
2017年3月期通期業績予想:カネ美食品
売上高 | 営業損益 | 純損益 | |
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前回予想 | 900億8200万円 | 31億7200万円 | 19億200万円 |
今回予想 | 882億円 | 4億3000万円 | △5億6000万円 |
前期実績 | 899億3900万円 | 30億6700万円 | 18億1500万円 |
主要取引先の「サークルKサンクス」が「ファミリーマート」とブランド統合することに伴い、製造アイテムの抑制やブランド切替時の廃棄ロス、商品の一新に伴う一時的な製造コストの増加、さらに、外販事業の利益率低下に伴う減損損失として7億7000万円の特別損失を計上することから、純損益は従来の黒字予想を一転し赤字見通しとなりました。
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スリーエフが希望退職者の募集による180名の人員削減へ
東証2部上場で神奈川県地盤のコンビニエンスストア「スリーエフ」は、希望退職者の募集による180名の人員削減を明らかにしました。
対象となるのはパートタイマーを除く全社員で、退職日は2018年2月28日。退職者には特別一時金を支給するほか、希望者には再就職支援を実施する方針です。
コンビニ大手「ローソン」との事業統合契約に伴い、子会社の管理業務などに事業内容を縮小するため、事業規模に見合った人員体制への再構築が必要と判断し今回の削減を決定したようです。
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ポプラの17年2月期は4億円の営業赤字、次期も赤字へ
東証1部上場のコンビニエンスストア「ポプラ」は、2017年2月期決算短信を発表し、当期営業損益が4億6800万円の赤字に陥ったことを明らかにしました。
2017年2月期通期連結業績:ポプラ
売上高 | 営業損益 | 純損益 | |
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17年2月期 | 332億7000万円 | △4億6800万円 | 2億8900万円 |
前期実績 | 387億7700万円 | 8200万円 | 6000万円 |
次期予想 | 296億5300万円 | △4200万円 | 1億7800万円 |
「ローソン」との提携強化や山陰地区における共同運営の開始に伴い、店舗ブランドの切り替えによる在庫処分や有休補償などの一時費用を計上したため、営業損益は赤字転落となりました。また、2018年2月期通期連結業績予想を公開し、営業損益が4200万円の赤字に陥る見通しを明らかにしました。
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①「ユニー・ファミリーマートホールディングス」の関連会社の品加工業「カネ美食品」は、当期純損益が5億6000万円の赤字。
「サークルKサンクス」が「ファミリーマート」とブランド統合することに伴い発生した損失が大幅な赤字を招いた。
②「ローソン」との事業統合契約をして名前を半分残した 「スリーエフ」従業員の6割180人の
希望退職を募った。ほとんど会社消滅だ。
③ローソンとの提携を強化した「ポプラ」は4億6千8百万円の赤字。
商社、コンビニ本部の業績好調の影に、取引業者、加盟店の悲しいまでの犠牲がある。
本部が加盟店の業績改善に力を入れない背景には何もしなくても本部、商社に利益がでる体質があるからだ。
だから社長がセレブ気取りでTVにでたり、身だしなみ基準も知らず茶髪でTVに出たりすることになるのだろう。
本部も商社も一過性の利益は危ういものだと知りつつ目の前の利益に固執しているのだろう。
下支えあっての本部、商社ということを見失っていると思います。
こんなコンビニから早く足を洗わないと危険です。
ましてや加入することは「飛んで火にいる夏の虫」です。
しかし、全体で見れば大量生産で、どーんと作って、どーんと売ると思われがちだが、現場は多品目をいかにロスなく管理できるかに四苦八苦だ。総計でしか数字を見ない商社が理解しない繊細な原材料管理、発注、仕入、販売、ロス管理、配送などの細分化された非効率にならざるを得ない現場仕事がある。そこに携わる関係者にとっては、少しのロスが命取りとなるのだ。親会社と現場の事情が真逆の状態では、いずれ無理が来る。今回のファミマやローソンの関係者の大きな損失は、そういった事情から生まれたものだ。無理が現場の許容を超えれば、言うまでもなく破綻だ。この業界、現場の破綻が全体の崩壊へとなることは先ず間違いないだろう。加盟店、物流あたりは、もはやいつ破綻となってもおかしくない。加盟店はそれこそ万の単位のため、個々を見れば毎年のように破綻店は出ているが、今のところはその数がまだ過多には至っていないため、結果として、リスク分散されている状態だ。だが、これは加盟店経営者の辛抱に大きく寄りかかっているのが現状で、いずれは爆発を起こす。加盟店はコンビニ業界の時限爆弾なのだ。
人口減少、就労人口減少、アルバイト適齢期人口減少、超過剰店舗数、個々の店舗の売上不足、賃金上昇、人手不足、社会保険、後継者不在、新規加盟者ゼロといった深刻な問題が、コンビニ加盟店の終わりが近づいていることを明確に示している。どの要素ひとつとっても、コンビニ加盟店が今後も安定して成長できることを示さない。それどころか、確実に破綻が迫っていることを全ての要素が示している。
総合商社、コンビニ本部だけが、それ以外の関係者の犠牲の上に成り立つビジネスは、もうまもなく終焉を迎える。
今日もお忙しいのでしょうか?
いや、奴隷共を休みなく働かせて、暇だからここにいるのですよ、ニッ(笑)
で、赤字出してやがんのwww
早く「ろくまんてんぽ」を実現してね!コンビニほんぶかんけいしゃさまさまあ!