コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

コンビニを食い物にし三菱商事、伊藤忠大幅増益。

2017年05月13日 18時47分57秒 | 日記

写真の左奥にファミリーマート。

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サークルK・サンクスの独自商品、ほとんど廃止

朝日デジタル

大隈悠

2017年2月28日21時25分

ユニー・ファミリーマートホールディングスは28日、昨年9月の経営統合以来進めてきたコンビニ商品の一本化を完了したと発表した。サークルKやサンクスの独自商品はほとんど廃止し、集客力で勝るファミマ側にまとめた。

 まずは、ファミマのプライベートブランドや無印良品を全店に導入。最後に弁当やサンドイッチを一緒にした。

 サークルKやサンクスで扱ってきた商品のうち、今後も販売するのは「濃厚焼きチーズタルト」のみ。スイーツのブランド「シェリエドルチェ」は、名前はなくしたものの、レシピは受け継いだという。

 看板のサークルKやサンクスからファミマへの掛け替えは、2月末時点で対象の1割超にあたる約830店で終えた。看板を改めた店では、売り上げが平均して2割ほど伸びているという。掛け替えの完了は、当初予定の19年2月からの前倒しをめざす。(大隈悠)

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<大手商社>三菱商事首位奪還 伊藤忠など大幅増益 3月期

毎日新聞 5/9(火) 21:20配信

 大手商社主要5社の2017年3月期連結決算が9日、出そろった。鉄鉱石など資源価格の持ち直しや食品流通など非資源ビジネスが堅調だったことを背景に、伊藤忠商事など3社の最終(当期)損益が大幅な増益となったほか、三菱商事と三井物産は最終黒字に転換した。資源分野の収益が比較的大きい三菱商事の最終利益は4402億円となり、伊藤忠(3522億円)を上回り、業界首位を奪い返した。


 三菱商事は今年2月に子会社化したコンビニエンスストア「ローソン」の貢献や、豪州の石炭事業の収益改善などが収益を大きく押し上げた。最終損益は資源価格下落に伴う減損で巨額赤字(1493億円)を計上した16年3月期から反転。4000億円を超す最終黒字を確保し、業績をV字回復させた。

 三菱商事は市況変動に大きく左右される資源事業などのリスク管理強化のため、17年度から、資源・非資源の事業分類を市況系と事業系に改編。金属などの市況系への投融資を抑えつつ、小売りなど事業系への投資を拡大するなどして「18年度末に最適なバランスにする」(垣内威彦社長)方針だ。

 非資源分野に強い伊藤忠商事は、青果販売のドール事業などが好調で、過去最高の3522億円の最終黒字を記録した。三菱商事と同様に前期は大幅な最終赤字だった三井物産も、17年3月期は鉄鉱石価格の上昇なども追い風に3061億円の最終黒字に転換した。

 18年3月期の業績予想では、全5社が最終増益を見込む。投資については、多くの社が「非資源事業を中心に戦略的に厳選する」(丸紅)方針だ。【竹地広憲】 

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 マラソンの練習まで行きつけず、体慣らしのためにウォーキングをしていたら、駅前20mしか離れていない

場所に、サンクスとファミリーマートどちらも酒、タバコ販売中。あれだけ看板替えすると言いながら

遅々として進まない看板替えに疑問を感んじていた。

 よくよく観察していると本当の目的は店舗数を増加し規模のメリットをとのコンビニ本部の

意図は全く違うと思うようになった。

 ローソンは、提携した店舗が昨期中にスリーエフ348店舗、セーブオン503店舗、ポプラ289店舗、計1,140店舗

ファミリーマートはココストア650店舗、サークルK3,690店舗、サンクス2,620店舗、計6,960店舗

店舗自体は、加盟店は生息吐息の状況だが親方の三菱商事、伊藤忠商事は大幅増益。

 その原因はこの増加店舗の取引先を商社系列の取引先に変えたことにあると思われます。

ローソンが三菱商事な売却された時実施されたのが取引先の変更だ。店舗で使用される消耗品、日用雑貨、食品の

取引先が三菱食品、三菱酒販等の商事の系列会社に変更された。

ユニー・ファミリーマートホールディングスは2月28日、昨年9月の経営統合以来進めてきたコンビニ商品の一本化を完了。

経営統合の本当の狙いは、取引先の変更だと思われます。

店舗の看板はどうでもいいことだろう、ローソンもわざわざ運営コストのかかる「ローソンスリーエフ」等の

ダブルチョップにして、店舗増を優先している。

 三菱商事は、昨期の赤字からの脱却の苦肉の策だろう。

店舗の収益増ができなければ、今後の運営がはばかられる中、短期的な親会社利益が

優先されるコンビニ業界は加盟店が存在しなくなるのではないだろうか?

店舗=加盟店をを優先しない商社は今後の大きなリスクを抱えたのではないだろうか?

また、そのうち切り捨てられたお取引先の反撃が始まるだろう。

加盟店、コンビニ、商社の利益は共存しないということだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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8 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-05-13 22:16:59
看板替えの売り上げ上がっても、加盟店の利益が下がるのは
カラクリ新契約!
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Unknown (Unknown)
2017-05-13 23:29:17
加盟店の利益は下り、本部の利益は上がる。

早く離脱した方が良い。
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Unknown (ゴンゾウ)
2017-05-14 13:03:55
三菱も伊藤忠も、加盟店の事など全く考えていないだろう。
仮にフランチャイズビジネスが破綻すれば、売却すればいいだろうし
コンビニにとって商社の親会社というのは、最悪だね
その点、まだセブンはマシか
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Unknown (Unknown)
2017-05-14 14:23:30
値入率が、悪くなっている。前年より約2%悪くなっている。本部いわく業界3位になってしまったからだと、ピンはねしているくせに。
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Unknown (Unknown)
2017-05-14 16:53:15
I think mainstream of media have never been aware that convenience partner stores facing the crisis. They're now on the frozen pond towards Spring season. Many of them have been operating illegally for years under the account system HQ providing. That's so sad and ridiculous. The partner stores owners believe they're always respect local regulations however truth is sarcasm indeed. Now who says this savage business is legitimate? Nope! I hope no increase of the victims on this business.
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ローソン会長の玉塚氏、ハーツ社長に ソフト不具合検査 (Unknown)
2017-05-15 11:42:58
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170515-00000016-asahi-bus_all

>ローソン会長を30日付で退任予定の玉塚元一(げんいち)氏(54)が
>東証1部上場でソフトウェアの不具合検査などを手がけるハーツユナイテ
>ッドグループの社長に就くことが15日発表された。
>ハーツの定時株主総会が開かれる6月27日付。
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Unknown (Unknown)
2017-05-15 17:53:22
コンビニ加盟店経営が近いうちに行き詰まり、本部はフランチャイズビジネスではやっていけやくなると退任挨拶で、それとなく分かるように話して、自分はその時既に行き先確定していたということだったんだな。
沈みゆく船から真っ先に離脱するキャプテン。セオル号の船長とまったく同じだ。我々はこのままいけば暗い海の底へ沈んでいく。間に合う内に離脱しなければ。
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Re:沈みゆく船の件 (nag4087)
2017-05-15 18:19:51
コメントありがとうございます。一部上場企業の会長の身の振り方としてあまりにも軽すぎると思います。首になったサラリーマンの身の処しかたです。信念とかビションとかはなかったのでしょうか?受け入れた会社もどうか思います。怪しい会社と思ってしまいます。
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