コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

日経からローソンへのアドバイス。

2015年02月18日 19時28分59秒 | 日記

 田中陽(たなか・よう) 85年日本経済新聞社入社。90年編集局流通経済部記者、2002年流通経済部編集委員。日経ビジネス編集委員などを経て企業報道部編集委員。小売業、外食企業、流通行政・消費者行政などをカバー。主な著書に「セブン-イレブン 覇者の奥義」「百貨店サバイバル」

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ローソンよ、オオカミ少年になるなかれ : 日本経済新聞

ちょうど1年前の2月20日。横浜市内に小さな店(売り場面積約250平方メートル)が誕生した。開店時間の午後2時の数十分前には約100人がその瞬間を待っていて、開店と同時に買い物籠を手にした客がお目当ての商品を買おうと店内になだれ込んでいったのをこの目で見た。

                   
■わずか1年で見切り              
 それから1年がたち、再びその店を訪れたが、あの時の熱気はない。店の名前は「ローソンマート」。コンビニ業界第2位のローソンが高齢化社会に対応した地域密着の「新型コンビニ」のはずだったが、同社はわずか1年でこの事業に見切りを付けた。もくろみが外れたわけだが、筆者は「あぁ。またやっちゃったね」とつぶやきたくなった。
                   
 同社が昨年2月に発表したローソンマートのニュースリリースには「2016年度末までに東名阪を中心に500店舗新規出店」とあるが、約40店にとどまっている。1号店の近くにはイオンの小型スーパー「まいばすけっと」が2店あり、ローソンマートを挟んで出店している。「まいばすけっと」から買い物をすませて店を出てきた78歳の女性に聞くと「あの店(ローソンマート)では(料理を作る野菜や肉などが)そろわないのよ」と言っていた。消費者の目は厳しい。赤字の山を築くよりは、早めに見切りを付けたほうが傷口は浅くてすむのかもしれない。
 「また」というのはローソンは当初公表していた出店計画が実際には大きく下回っていることが今回が初めてではないからだ。09年8月、同社はドラッグストア大手のマツモトキヨシと提携して、コンビニとドラッグストアを融合した新型店舗を出すと発表し、今後5年間で1000店を展開するとしていた。だが、実際は現在2店舗しかない。
                   
■まだある計画未達                
 ローソンは08年に調剤薬局のクオールとも提携してコンビニ併設薬局の展開に乗り出した。両社が12年に資本提携した際のリリースによると13年度末にはコンビニ併設薬局を100店を目標にするとあるが、まだ30店強だ。数字が一人歩きして拙速な出店を繰り返すより、慎重に物事を進めたほうがいいという見方もあるから数字の未達をすべてダメとは言わない。
                   
 でもやはり、「また」が多いのには違いない。健康志向のコンビニとしてローソンが展開している「ナチュラルローソン」。01年に1号店を東京・目黒に出した。現在、110店強だが、05年2月期のアニュアルリポートにはこのような記述がある。「今後は、関東、関西、東海の三大都市圏への展開を視野に、2007年度には300~500店舗体制を目指していく考えです」。やはり、未達だった。ローソンは時代の嗅覚が鋭く、それを新しいビジネスとして落とし込もうとするが、残念ながらなかなか実を結ばない。
 「ビッグマウス」と言うのか「大言壮語」なのか。当初、大々的にぶち上げた出店数字が実際にはそうはいかないケースはローソンだけに限った話ではない。流通業界にはよくあることだ。「売り上げ見通しや出店計画を大きくするのは、景気づけのようなもの」と言うスーパーOBもいる。だから、どうしても大風呂敷になるという。
 まじめに積み上げた数値計画でも、リーマン・ショックのように世界経済の風景ががらりと変わってしまうこともあるから、当該企業に責任があるものでもない。

 コンビニは生活者に近い存在に違いなく、高齢社会に突き進む中で社会インフラとしての役割を今まで以上に求められている。社会問題を解決すべく新しいことに挑戦するローソンの姿勢は否定はしない。しかし、同じことを繰り返していると、どうなるか。それは言わずもがなだろう。

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日経新聞の田中 陽氏の署名記事。

今まで、これほど真っ当な発言は、聞いたことはありません。

だれも発言しなかったらから、青看板の社長は、「裸の王様」に」なっていたのだと思います。

気がつかないのは本人だけ、赤っ恥をかいているとは、全く

思っていないと思います。マスコミの方は、ほとんどが気づいていながら

しがらみの中で発言を控えていたのだと思います。

今の青看板のの社長は、実態の無い株価上昇でぬかよろこびして「どんちゃん騒ぎ」をしているのでは

ないでしょうか?

新旧社長の全く実現性のない計画、オーナーをオーナーと思わぬ騙し討ち。

この噓でどれだけ多くのひとが、人生を狂わされ塗炭の苦しみを味わっているかを

全く分かっていない。

呑気な社長業だ。好きなだけ嘘をつき収入を得られる。

サントリービールで乾杯だ!!!