コンビニ経営相談室「あかり」

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ローソン減収、設備投資を抑え最高益。そして増配。株価維持の悪あがき。

2013年10月11日 18時47分08秒 | インポート
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ローソンーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<3―8月期、営業利益は7年連続で過去最高更新>

同日発表した2013年3―8月期の連結営業利益は前年同期比3.1%増の356億円になり、7年連続で過去最高を更新した。通期予想に対する進ちょく率は50.8%。前年同期の通期実績に対する割合は52.1%だった。

連結営業総収入は、同0.3%減の2481億円となった。直営店の減少などが影響した。既存店売上高は、たばこの売上高減少の影響から前年比0.5%減(前年同期は1.0%増)となった。たばこを除くベースでは、同1.0%増となっている。

<20―40代の社員に2―3%の賃上げ実施へ>

新浪CEOは、20―40代の社員を対象にして、2―3%の賃上げを実施する方針を示した。賃上げ分は「銀行預金に向かわないことが大事」とし、ボーナスへの上乗せ、月例賃金の引き上げ、クーポンなど、支給方法については今後検討を進める。

同社は、アベノミクスに呼応する形で、今年春にも賃上げを実施した。社員に対しては約6億円、販促などを通じて加盟店向けに約20億円がコスト増になったという。

ただ、今後については「中小企業の賃金が上がらないと全国一律に上がった感じがしない」とし、どのように中小企業を良くしていくかが課題になるとの問題点も指摘した。

2014年4月の消費増税については、生活必需品の需要が多いコンビニには「大きな影響はない」と述べた。
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 売上が下がっても、見事に利益をひねり出している。けど思った通り、以下のように投資をへらしている。
新店投資 前期比 -2,638 (百万円)、既存店投資  -406(百万円)システム関連投資  -268(百万円)
これでは、店の駐車場の穴も塞ぐこともできず、コーヒーの全店展開もできず、店舗展開でもファミマに負け、国内でも3番手になりさがるのではないだろうか? 内容のわからない外国人株主に高く買わせ、株価の維持をはかり、経営陣の有能さをアピールして、最後は自分の持ち株を高く売り抜けるのだろうか?そう思われてもしかたがない。


 そして今期も株主に増配を予定している。株価は、どんどん下がっているのに、維持するの必死だ。
   年間配当は、前期より20円増配し220円とする方針。

 市場は、ローソンの内情を、見極め下方修正している。