コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

ある社長の功罪

2013年01月20日 11時32分52秒 | コンビニ




あるひとの本が、
出版されている。

「個を動かす 、つくり直しの10年」

 ほぼ同時期にコンビニ経営をともにやってきたが、かれのやった作り直しは、
禁じ手を,社内的にオーソライズした軌跡であると思っている。
最初にやったことは、寒い時期に実施した「冷やし麺」の過剰な投入。
本部支援の名のもとに考えられない量の投入を実施し大幅な廃棄が、
発生した。ばかばかしい計画に疑問をもったが、新しい社長の考え方に
 期待を持ちながら、見守っていきたいと思っていた。
これが、計算された行動だとしたら・・・。
 こういう行為は、オーナーには、不利益をもたらし、本部には利益をもたらす。
オーナーと本部が相互に利益をもたらし合う「Win Win」の関係が、壊れた瞬間かな
と思っている。
 私の知っている範囲で一日で100万円の売上高のある店舗が、
ファミリーマートにかわった。また利益のでている駅前の店舗が、
契約延長をしなかった。
本部への不信感から契約の延長をしなかった店舗を他にも知っている。
 「増収、増益」でありながら幹部は、賃金カット。本部指導員は、
補助指導員に格下げされ実質的な賃金カット。
 さらに2012年春~夏あたりにかけてあった「構造改革」で某所では
相当な不満がたまっている様子。
こういう経緯で、ある社長は、「オーナーズMT」に出席できない状態。
 11年のオーナーズMTには、疲れた雇われ店長が、大半。社長の登場に
拍手もなかった。
 
裁判で和解に応じたが、私はこうして発言できる。理不尽な行為には、
できる範囲で警鐘をならし続けていくことが私の使命と思っている。