那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

寝る前に慌てて書きました

2012年10月17日 | 集団ストーカー被害者を救う会
瀬戸弘幸さんのブログのコメントを読んでいたらhttp://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se484066.html というソフトが出回っていることを知った。

簡単に言えばブログランキングなどを自動的にいくらでもクリックしてくれるソフトで、これがあれば、例えば自分のブログを簡単にベスト10の中に入れることも出来るだろう。

私の使っているgooブログは、相当前に作って長らく放置していたので、クリックをしてランクを上げる機能も無いようだし、ごく自然に読者が目にしてお気に入りに入れているのだと思うが、上記のソフトなんか完全に自作自演ですね。パソコン盗撮ソフトがアメリカで起業のセキュリティ対策として堂々と売られているのと同じ、というかコンプライアンスもなにもない。

最近、プロバイダーの種類を問わず全てのランキングを載せているサイトを見た。ベスト50の中で、47ぐらいが保守愛国、アンチカルトでした。時代は変わったなぁとつくづく思う。

私が5年前「映画の中の天皇」という共同執筆した本の中に、これからは愛国保守の若者が増えていくだろう、と書いたら、編集者から、「主観的過ぎないか」ということで仕方なくカットしたことがある。しかし、案の定思った通りになった。石井一昌さんと知り合い、全く別口で瀬戸弘幸や西村修平さんと出会い、熱心に活動していたので若者の熱気を肌で感じとることができた。

私は現在バスにも電車にも乗れないので、ネットや一対一で出来る範囲で世直し運動に関わっている(カルトストーカーを救う会もその一環です)。私自身は、前の前の「微笑禅の会ネット会報」(HPのほうにあるはず)に書いたように、経済界と宮内庁を支配されている以上、本当の世直しはクーデターぐらいしかないだろうと思っているが、地道な抵抗を繰り広げることで、その基盤、つまり反乱の根拠が出来る、という考え方だ。

12時を回ってしまった。阿修羅というサイトは膨大な情報が詰まっていて、私が書いたものも引用されている。どういう管理人が全く知らないし、ごく一部しか読んでいないが、愛国運動について冷静な分析が書いてある。 http://www.asyura2.com/profile.htm
はお奨めです。では。

りんごが落ちるのは当たり前か

2012年10月17日 | 芸術・表現
疲れて転寝していたら午前0時を過ぎたので昨日の投稿が出来なかった。

私は大学院の修士課程を修了した後、様々な事情があり郷里愛媛に10年間ほど妻子を連れて帰郷していた時期がある。

そのとき映像作家・金井勝氏のHP「映像万華」にエッセーを投稿した。「愛媛からの手紙」というタイトルの連続ものだったが、インテリや研究者には非常に評判がいい。簡単な話、芸術というものは人間にとって必要不可欠なものではない、ということを証明したエッセーである。

以前からロジェ・カイヨワを含めて色んな「遊び」「笑い」に関する文献を集めて「趣味学」のような研究をしようと思っていた。過疎の盆地で10年の間に芸術家一人いない環境で暮らし、人間は趣味、遊びがないと狂ってしまうが、芸術はあってもなくてもいいオマケである、ということが分かった。

そこで趣味と芸術の構造を比較し、芸術研究者が現れ議論が沸騰して○○学会などができ、制度化されると大学教育システムの中に組み込まれ、本来持っていた芸術の危険性が消えてしまう・・・・・凄く簡単に言えばそういうことを書いた。

すると案の定、ケチを付けたがる人間は一杯いるから、「那田の言ってることは当たり前じゃないか」と2ちゃんねるかなにかに書いた人物がいる。そういうのには嫌というほどあっているので無視した。

リンゴが落ちるのは当たり前、という人間の中で、何故リンゴが落ちるのかと疑問に思う人間が稀にいる。そして万有引力を発見する。当たり前のように見えることに対して、何故?と疑問を抱くのが研究というものだ。万有引力というと私は、地球儀がイメージされて、南極と北極で人間が逆さまに立ってい様子が浮かび、なんとなくウキウキしてくる。

たしか太宰治のお兄さんだったか「一言で書けば済むものを、なぜそんなにダラダラと長ったらしく小説にする必要があるのか」と小言を言ったとき、太宰は「それで人が納得するならね」と応えた記憶がある。
 無念無想になれ、というのが本当に分かるには一生かかっても無理かもしれない。頭の先で理解するのと、体得するのとでは天地の開きがある。

芸術、この過剰なもの。無駄なもの。愛しながら憎む腐れ縁の恋人のような存在です。
 そういえば、この数年全く遊んでないなぁ。