那田尚史の部屋ver.3(集団ストーカーを解決します)

「ロータス人づくり企画」コーディネーター。元早大講師、微笑禅の会代表、探偵業のいと可笑しきオールジャンルのコラム。
 

信念と自在

2012年10月11日 | 世直しのためにどうすべきか
瀬戸弘幸さんのブログのコメントを読んでいたら

>・内閣府副大臣 白眞勲
・外務省アドバイザー 姜尚中(東京大学情報学環教授)
・内閣府顧問(男女共同参画) 辛淑玉(明治大学特別招聘教授)

とあり、驚いた。在日外国人の意見を聞くのは悪いことではないが、このメンツはひどすぎる。wikiですら
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鄭大均は、金嬉老事件における辛の発言を引き合いに出して「メディアに登場する在日のなかで、姜尚中と辛淑玉ほど違和感を覚える人間はいない。辛淑玉に関して言えばその歯に衣着せぬ語り口はいいのだが、思いつきやデタラメが多すぎるのではないか。」「在日コリアンの被害者性という現実的であるかもしれないが非現実的であるかもしれない状況に、自己を憑依してものを語る傾向がある。」「辛淑玉の一見奔放な語り口が、驚くほど古風な被害者的立場や対抗主義的立場との見事な整合性を維持している。」と批判した[20]。
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と書いている通り、一体どこの国かと思ってしまう。
鄭大均氏が指摘するように、日本は全て悪い、男は全て悪い、という一方的断定は批評能力の欠如、所謂イデオロギー、凝り固まった世界観でしかない。車のハンドルは座席から見れば丸いが、真横から見れば一直線。鉛筆でも横から見れば直線だが、縦から見れば丸いか6角形。人間は生まれたら死ぬ、という命題以外は、まず例外の無いルールはない。

http://www.geocities.jp/npowaro/raku-13.htm

↑これは横井小楠に関するサイト。独特の解釈だがwikiよりマシなので紹介する。
維新の十傑と言われる大人物にも関わらず、熊本出身の人すら知らないことがある。恐らく士籍剥奪された事件があるので(仲間と会談中に刺客に襲われたとき、本来なら素手で対抗すべきところ刀を取りに帰ったためと記憶している)、地元では嫌われてきたのかもしれない。大器晩成の典型のような人物で、頭が切れすぎて辛らつなことを平気で言うためか出世するのが遅く、高名になって数年後に暗殺されている。
 この人の口癖が「私は今日はこう思っているが明日になったら考えが変わっているかもしれない」で、山本玄峰も同じようなことを言っている。

なんに例えればいいだろう。拝金主義者は金儲けのためなら平気で人を騙し裏切る。これは『お金が全て』という精神的に歪んだカルトイデオロギーと言える。
 小楠も実学を重んじ経済改革に成功し名前を上げた人物だが、日本が富国強兵で大国を目指すのは、儒教道徳を世界に知らしめるためである、という信念があった。小楠の漢詩に

  明堯舜孔子之道   堯舜孔子の道を明らかにし
  尽西洋器械之術   西洋器械の術を尽くさば
  何止富国      なんぞ富国に止まらん
  何止強兵      なんぞ強兵に止まらん
  布大義於四海而巳   大義を四海に布かんのみ

とある。非常な理想主義者で、「徳」によって世の中を治める政治形態を模索していた。
 だから、徳治政治のためには当然経済力や軍事力は必要、そのためには時代の趨勢や情報によって自在に考え方を変える。但し、徳、という信念は変えない、というわけだ。
 
徳、大義とはなんだ?と言われるとまた話が長くなるが、とりあえず「止悪作善」と、他人に哀れみの情を持て、ぐらいでいいんではないかと思う。

今日はそんなところで失礼します。