London徒然草

「ばく」のロンドン日記

原点

2011-06-23 | 飼い主ネタ


今日は仕事が立て続けで、
一日中、病院にいる羽目に。

お昼ごはんも食べそこね、キャンティーンで
遅いランチをしていると、
後ろから、コマンドをかける声が聞こえて来ました。

「pull pull turn.... good」



お許しをもらって、写真を撮らせてもらいました。
介助犬です。

「病院の、それも食堂」で、介助犬が
堂々とお仕事中。

食事をする、車椅子のオーナーさんの横で、
青い敷物を引いてもらって、じっと横たわっています。

えらいなあ

空気の循環のために、つけられている
扇風機がちょっと怖いみたい、
とオーナさんは笑っていました。

犬と人間との、一方的でない相互関係。
ある意味、理想です。

介助犬は青いベストを着ていますが、
セラピードッグになれると、黄色いベストを
着る資格が出来るのですよ。

ポピちゃんのセラピードッグとしての
試験も、だんだん迫ってきました。

ちょっとだけ、ドキドキです。



さて、我が家のお隣へ
スペインに住んでいる息子夫婦が、子どもたち二人を連れて
帰省してきました。

もう、スペインでは夏休みがはじまったのですね。
はやーい。

散歩から戻って来たとき、ばったり家の前で会いました。
ポピーちゃんを見て、
「新しい犬を飼ったんだねえ」
といわれたので、
「子どものころからの夢の大型犬だからねえ~」
とワタシ。

大型犬3頭飼っている彼らも、大の犬好きなので、
比較的良く話をするのですが、
おもむろに聞かれました。

「どうしてそんなに犬がすきになったの?」
そんな事考えた事もなかったので、
「そういう星に生まれついた」
と応えましたが、彼いわく
「そんなはずはない、絶対に原点があるはずだ」
と。

後で、いろいろ考えてみましたが、
やはり、幼いころ、毎年、夏休みに預けられた
両親の実家、どちらにも犬がいて、
特に、父方の家は、獣医だったので
あらゆるサイズの、あらゆる犬種が
子犬も含め、たくさんたくさんいて、
ひがな、犬たちと自由に遊んで過ごした

というのが、きっとワタシの原点なのだろうなあ。

今考えると、よかったなあ。

皆さんの犬好きの原点はどこでしょうか?