London徒然草

「ばく」のロンドン日記

ああーっ。工事は続く

2005-10-07 | ロンドン暮らし
新しい(?)家に 引っ越ししてから1年たちました。
 
こちらは、家は、壊して立て直す感覚が全くないし、また、車も洋服も全くかまわないという人でも、家だけは大事に、きれいに、好みのものに仕立て、そのお気に入りの空間を何よりも大事にするお国柄。夕方、電気が付くと少しだけかいま見る事が出来る皆さんのインテリアに、ため息を付く事も少なくなく..。

私たちの家も、今の家は築60年。築100年なんて家がザラの、この国ではきわめて新しい部類に入ります。この家の元のオーナーである老婦人は、ご病気で亡くなられて売りに出た物件でした。多分、インテリアはすべて60年代に施されたと思われる代物。

夫は、イギリス人のくせに、古くさいものはダイキライで、モダンなタイプが好み。
で、引っ越してすぐ、工事が始まりました。

まず、やはり、水回り。お風呂とキッチン。どちらも”どっかんどっかん”と跡形もなくぶっこわしてーすごいほこりーやり直し。工事をしている間、同然キッチンは使えず、お風呂場でコップ洗い。電子レンジでチンか、お持ち帰り料理でなんとかやり過ごし、お風呂が無いあいだは...。これは、内緒です。

その後、一階をオープンプランにするために壁をレンガもろとも、”どっかん、どっかん”ーすごいほこりーとぶちぬいて.....。その後は、電気屋さんが2週間来て、天井の電気の位置を直したり、コンセントを増設したり...。

そして今週は、ついに、床の番でした。

目が回るようなカーペットが家中にひかれていて、引っ越し屋さんすら、「ワオー」と驚くようなものがあったのですが、このたび、そのカーペットのしたから、でてきたオークの床を磨いて、床として使える様にする作業が始まりました。

こんなフロアーが、(ピップ君、このお兄さんはあやしくないから、大丈夫よ~)カーペットをバリバリ剥がし、


こういった機械で、こんなふうに ーすごいほこりー


磨かれて、下塗りと,仕上げ塗りをへて、8時間後には


という事で、下のフロアーの家具を、全部全部、動かさなくてはならず、コンピュータもあえなく、プラグを外され、ガレージにさようなら~。ソファーやテーブルもなんと庭に動かして..。(雨降りませんように、神様)

やっと、今、家具を少しもとに戻して、コンピュータもつながった次第であります。

皆様、コメントをいただいたきり、お返事もしていなくて、ごめんなさーい。ゆっくりこれから、お返事します。
ピップ君も新しいフローリングの床で、かしゃかしゃと滑り気味ではありますが、元気にしております。

この次は今月末から、ペンキ屋さん、その後に2階のカーペットに張り替えが待っています。
この家も、”あと3年位”すれば、すっかり好みの家になる事でしょう。あーあ。

それまで、がまん、がまんの日々であります。