人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

捨てられない本・南極越冬記

2022-10-03 19:50:10 | 日記


今夕、NHK BS-3で南極越冬の奇跡というプロジェクトX 
後編が再放送されていました。

今から60数年前の発行ですが、今も大事に保管している
本が西堀栄三郎著「南極越冬記」と、もう1冊菊池誠著
「現代の技術者」の2冊です。
南極越冬隊のTV放送を視聴して当時発行の本に懐かしい想いです。

最早戦後ではない、と言われたのが昭和31年(1956年)
その翌年に南極越冬隊は昭和基地で丁度、1年間の
観測隊が活動しました。
未だ物資が十分でない時代、そして使命感の燃え研究一筋で
マージャンや相撲、競馬も嫌いな西堀氏の貴重な記録です。
当時の「宗谷」という船は厚さ1.5m以上の氷を砕く能力が
なく、他国の船に何度も助けを求めています。
当時の様々な理由でそうなったようですが。

小生だけの感想と思いますが西堀栄三郎氏は今西錦司氏と
共通点があるような気がいたします。
「熱情」でしょうか。



残念ながら岩波書店では絶版でアマゾンで購入可能ですが
送料込みで約2千円!です。
発行当時は130円、でもその本の価格は当時の初任給の1/100程度、
現在の初任給20~23万円から換算すれば約2千円相当となり、
60年前より本の価格があまり上がっていないことが分かります。


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