川合玉堂画伯と落款印

2023-12-15 18:31:17 | 篆刻

10年ほど前だったと記憶していますが郷土の画家・川合玉堂展が一宮市内で

開催されたことがあります。

画伯の自然に溶け込んだ作風は気張らず見ていても心が休まります。

その折、玉堂落款印譜集を見てその印の数の多さにビックリしました。

200顆以上が掲載されており、その印譜集を後日入手してとても参考になっています。

 

何度もブログに書いていますが書道展でも書道作品に使用されている落款印を

なるべく丁寧に見ています。

最近は超特大の8cm角以上の落款印を書道作品に使用されることもあり、

書道作品と落款印作品の両方のバランスなどを鑑賞して楽しむこともあります。

そして書道家で自作の落款印を使用されている方もあり、いいものですね。

 

公募展に出品のときはなるべく小さな落款印が良いと指導を受け、

小生の名前は13画ですが最小で8ミリ四方で制作したこともあります。

でも現在の視力ではもう無理ですね。

今日は久しぶりの雨天にて、気分転換兼ねて自分の落款印を作りました。

いつの間にか落款印も28顆目ということですが。。。

陽の高い昼間にということで、それでも1時間程度かかりました。

使用目的により印のサイズやデザインは変わってきます。

賀状に使用する印や封緘印も最近は制作していませんが数年ほど前に集中して

12~13顆制作しましたが、まだ当時は気力も今より数倍あったということでしょう。

何事も気力、体力ある内にやるべきことは為す、が大事なようです。

 

 

 

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吉良上野介・ゆかりの華蔵寺

2023-12-15 12:44:28 | 日記

元禄14年・西暦1701年3月14日に赤穂藩主・浅野内匠頭は江戸城松の廊下で

吉良上野介に刃傷に及び、切腹、お家断絶となりました。

昨日12月14日、元禄15年(1702年)のこの日に浅野家家老・大石内蔵助はじめ

47人の義士による仇討ちは今や、日本を代表するエンタメコンテンツといわれています。

講談師の神田山陽は「冬は義士、夏はお化けで飯を食い」と川柳で詠んでいるほどです。

TV朝日で12月11~14日松平健主演映画(2004年頃制作)が放映されていました。

忠臣蔵の主演は過去、里見浩太朗、二代目中村吉右衛門、中村勘九郎、萬屋錦之助、

緒形拳、北大路欣也、江守徹、三船敏郎などなど数多くの俳優が演じているそうです。

 

赤穂藩に味方するひと、吉良家に味方するひと、色々と思われますが吉良家の菩提寺は

あまり知られていないようです。

西尾市内の華蔵寺(けぞうじ)は見事な庭園もあります。

吉良家の地元、西尾市では吉良上野介は現在の公共工事的な貢献などで名君と呼ばれています。

あれから300年以上、西尾市と赤穂市はやっと握手する仲になったとか、です。

忠臣蔵と関係はございませんが西尾市は抹茶、ウナギ、海老煎餅でも全国的に有名です。

 

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