10年ほど前だったと記憶していますが郷土の画家・川合玉堂展が一宮市内で
開催されたことがあります。
画伯の自然に溶け込んだ作風は気張らず見ていても心が休まります。
その折、玉堂落款印譜集を見てその印の数の多さにビックリしました。
200顆以上が掲載されており、その印譜集を後日入手してとても参考になっています。
何度もブログに書いていますが書道展でも書道作品に使用されている落款印を
なるべく丁寧に見ています。
最近は超特大の8cm角以上の落款印を書道作品に使用されることもあり、
書道作品と落款印作品の両方のバランスなどを鑑賞して楽しむこともあります。
そして書道家で自作の落款印を使用されている方もあり、いいものですね。
公募展に出品のときはなるべく小さな落款印が良いと指導を受け、
小生の名前は13画ですが最小で8ミリ四方で制作したこともあります。
でも現在の視力ではもう無理ですね。
今日は久しぶりの雨天にて、気分転換兼ねて自分の落款印を作りました。
いつの間にか落款印も28顆目ということですが。。。
陽の高い昼間にということで、それでも1時間程度かかりました。
使用目的により印のサイズやデザインは変わってきます。
賀状に使用する印や封緘印も最近は制作していませんが数年ほど前に集中して
12~13顆制作しましたが、まだ当時は気力も今より数倍あったということでしょう。
何事も気力、体力ある内にやるべきことは為す、が大事なようです。