篆刻を始めたとき購入の図書は(その1)

2023-11-24 16:26:51 | 篆刻

思い出話のブログです。

今から20数年前、運命のいたずらなんでしょうか、人生後半に大きく影響を

及ぼすとは当時は深く考えることもありませんでした。

「篆刻(てんこく)」

名古屋市栄の中日文化センターの篆刻教室へ恐る恐るドアを開いた瞬間に

運命の1歩を踏み出したのです。

教室でみなさん作品制作と思いきや、自宅で制作した作品の添削が主と知りました。

中には印稿といいますが完成予想図を丁寧に作成し、これを添削受ける人もいました。

 

当時は個人情報保護法なんてなく会員名簿が配布されていました。

これを見ますと当時の会員数は30数名という大人数でした。

一つの机に4~5名づつ腰かけ、大先輩コーナー、先輩コーナー、中堅、初心者

という感じで先生の添削を待っている状態でした。

入会後、数ケ月後には積極的に大先輩コーナーに話しかけ、これが周辺知識を獲得する

良い機会になりました。

そして喫茶や飲み会に繋がる関係になって行きました。

 

余談は以上で、篆刻入門の必携字書は写真の篆刻字林です。

出版社は三圭社、本体定価8,544円(税別)

これをまず先生から推奨されました。

そして徐々に他の字書の購入も増えていきますが。

 

始皇帝の図書購入の理由は文字統一を実施した人物像と時代背景とかを知るためです。

まあ、軽い読み物としてで、始皇帝の人物像とかその時代のことが分かりやすいです。

この本がきっかけで兵馬俑への見学に繋がるという次第です。

運命と申しますか縁と申しますか、です。