壽展への出品もボツボツこの辺で失礼するのがタイミング的にまあいいのでは、と脳裏を
駆け巡りつつ、家内と出かけました。
名古屋市内の電気文化会館で第4回・書の匠展と第32回・寿書展です。
名古屋の中心街にあり地下鉄・伏見駅からすぐの好立地です。
西館と東館ですが西は大御所の先生方などのベテランの方の展示で、東はその他という感じです。
元々は寿展という70歳以上限定の出品作品展でしたが、ご多分に漏れず出品者数は年々降下で、
匠展の方が展示作品の8割以上になっています。
こうした気楽な作品展でも序列が厳然としてあるんですね。
出品者目録には匠展で7段階、壽展で3段階です。
ご存知、元・愛知県知事です。
樽本樹邨氏の作品です。
篆刻では岡野楠亭氏の作品です。
最上部の作品の拡大が下記の通りです。
作品を見ていた方が「抽象画のように感じますね」と。
上記の岡野楠亭氏の釈文です。
小生の読解力ではとても読めずで・・・
刻字は数少ない出品ですが品格がありますね。
最後に恐縮ながら小生の作品です。
壽展ですので、見る方が肩の凝らないように平易な作品にと心掛けました。