愛知県一宮市の美術展が11月19日まで開催中で、知人も出品されており早速に見学しました。
案内目録によれば
日本画14点・洋画103点・彫刻、立体10点・工芸51点・デザイン18点・書173点・写真65点が入選点数です。
市長賞は日本画1点、洋画3点、彫刻立体1点、工芸1点、デザイン1点、書3点、写真1点。
日本画は応募点数が少なく、工芸ではパッチワークの応募が増えています。
書では仮名、近代詩文の応募が少ない印象です。
見学者は残念ながらチラホラで今の時代背景を映しているようです。
作品についてのコメントはご遠慮申し上げて。
以下は市長賞の一部です。
市長賞ではありませんが「月暈(つきがさ)」(美術展賞)がモダンな労作で印象に残りました。
(がさの字は上が口でなく日です)
作品というのは自分が作りたい作風と、入賞を目指すための作風があると耳にしたことがあります。
審査員の先生方は絵画でも書でも夫々専門分野が違っていますので。
「こんな美味しいケーキができたよ。きっと売れるよ」
と例えば洋菓子屋さんが自己満足しても消費者に受け入れなければ、・・・ですね。
どの世界でもマーケティングも必要のようです。