偶にはドライブして温泉にでも浸りたいものです。
昼食に栗きんとんで有名な川上屋で栗ご飯の昼食(一部の店舗に併設)を味わい、
そして国道19号線から256号線を走行中、南木曾(なぎそ)の木地師(きじし)の里を見つけ立ち寄りました。
「木地師」とは(以下引用で)特殊工具を用いて碗や盆のような円形のくりもの木地を作るひとだそうです。
漆器というのは温もりを感じますし「和」の食事に相応しく、手に触れてもいい感じです。
(2度とこの土地へ来ることは無いかも)で、店主から色々と話を聞くうちに何も買わずに
店を後にするには申し訳ないような気持に。
という次第で円空佛制作用に数点材料を購入しました。
漆器はここ数年、長野県平沢の漆器祭りで数点購入しており、これ以上はちょっと、ということで。
漆器は基本的に硬い木が使用され、トチ・ケヤキ・セン・カツラなどが主だそうです。
でも円空佛制作には鑿の刃が欠けるほど硬くて不適、そこでサクラ、檜などの材を購入しました。
工房の内外には漆器用の木材が寝かしてあり、店内にはソバ打ち用の大型漆器も置いてありました。
お値段は数十万円だそうですが。
今年は秋の訪れが遅く、紅葉もまだまだ、という木曽の山の風景でした。
でも自然に抱かれながらのドライブは気分的に晴ればれします。
島崎藤村の世界をドライブ、という感じでしょうか。