千字文 (その26)

2023-02-05 19:11:04 | 篆刻


作品・右から


         (前回の説明の続き)八県の封戸を与え、
家給千兵   (それぞれの)家には千人の兵を与え

高冠賠輦   (重臣たちは)冠をそびえさせて、天子の車に同乗し

驅轂振纓    車を駆けさせ、冠の紐をゆらす
          轂(こく)は車輪、纓(えい)は紐の意味

世禄侈富    代々の禄位を受けた者はたいそう富み
          侈(し)は浪費の意味

車駕肥輕    馬車や肥えた馬、軽い皮の外套をもつ




「輦(れん)というのは手で引く輿車とありますから、写真のようなイメージでしょうか。
千字文・篆刻作品は入門して数年後に制作を始め、当時は週に一作品制作で準備段階で一生懸命、
普段使わない言葉も多くて、こんな難しい文字を刻していたんだと懐かしい気持ちもあります。


冬場・里芋の保管と芽出し

2023-02-05 16:25:55 | 家庭菜園
今日2月5日はやっと畑仕事に出かけられるような日和になりました。
まずはプロ野球、春のキャンプの如く躰を馴らしていきます。
躰を動かせば血流の流れも期待できそうです。
晴天の下、鍬やスコップなどを畝に入れて土を柔らかくしていきます。
昨年11月に畝に混ぜ込んだ落葉も少しづつ土に還りつつあるようです。
鶏糞なども同時にすき込み、土づくりをして行きます。
特にジャガイモや里芋の畝は出来るだけ深く耕し、空気も入れて行きます。

冷蔵庫の天板部分に保管中の里芋を見てみましたらちょっぴり芽が出始めています。
もうひとつの里芋の保管法ですが、畝に深く穴を掘り藁、籾殻を被せ更にビニールシートで被う方法で
保存していますが掘ってみないと芋の傷み具合いや芽出しは確認できません。
冬場の保管及び芽出しは土の中と冷蔵庫の上との両方で、リスク分散です。
冷蔵庫の上はいつでも確認できるメリットがあり、手間暇もかかりません。





春の訪れは着々と近づいているようです。