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「行雲流水」
説明文には
空行く雲や流れる水のように、
深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて
行動するたとえ。
とあります。
確かに齢、傘寿を超えますと勿論、悟りきった気分では
ありませんが執着心はめっきり少なくなりました。
TV番組の「開運 お宝鑑定団」を時々見ていましても
(あれは欲しいナア)
という所有欲、物欲の気持ちは湧いてきません。
お宝は美術館などで目にすれば、それで十分です。
といって、枯れて来たわけでもありませんが。
蛇足ながら表題の「行雲流水」と「流水ソバ」とは何の関係も
ございません。
「流水」からの連想で「行雲流水」を思い出しただけです。
最近は誠に便利な世の中になりました。
日中、奥方が留守でも流水麺があれば、ちょこちょこと水を
流すだけで直ぐに食することができるのですから。
特に夏場は冷たい食べ物が欲しくなります。
勿論、そば専門店の味とは比較にはなりませんが
カップラーメンと異なり、ざる蕎麦専用の器に移せば
侘しい気持ちにはなりません。
6月6日のブログ記載の如く、漆器のそば猪口で口に
すれば気持ちは少しだけ豊かです。
そういえばカップラーメンを口にするのは年に1~2回
あるかどうかです。
人それぞれの好みですが、生めんは飽きるということは
小生の場合、ありません。