人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

お爺さんのフォトブック・円空佛

2020-07-06 12:37:12 | 円空仏


何事も小生の如きお爺さんにとって新しいことを始めるのは疲れます。
新しいことと申しても自作の円空佛80体の写真をフォトブックにしたことですが。
フォトブック作成は初めての経験です。

丁度、今年は傘寿を迎え円空佛80体の制作完了を機にチャレンジしました。

まずは80体の円空佛撮影から始めました。
仏像の撮影方法などマニュアル本も知らなくて自己流の手探り撮影です。

一般的には仏像写真を見ますと背景は黒色が多いです。
そこで背景は反射しない素材としてウールの黒色のフェルトを利用しました。
そして被写体は陰影も考慮して撮影です。
作品の稚拙さを写真撮影技術でカバーしようとする魂胆です。
なにしろ仏像の写真撮影はド素人ですので何度も試し撮りします。
結果、撮影はフルオートでなくマニュアルをごちゃごちゃ使用し光線の射し込む方向も
色々試しました。
撮影角度、カメラの位置も試します。
数年前に購入した一眼レフの出番がやっと来ました。

写真は正直です。
自分で眺めても下手くそな作品が何点もあり気に入りません。
そこで作品の手直しや作り直しを(今更、面倒だなア)と思いつつもいたしました。

丁度、コロナ問題で外出自粛と重なった時期でもあり、フォトブック制作に向けて
作業に集中しました。
作品の修正、再制作、慣れない撮影を何度もしたり、フォトブック注文方法に手間取ったり
いささか疲れ果てました。

撮影後は作品名入力のため写真加工ソフト・Jtrimでリサイズ後、文字入れ作業です。

一連の作業は初めての経験、しかもデータ作成完了後、フォトブック注文作業を
せねばなりません。
これらの作業はお爺さんにとって結構キツイです。

でもこうした作業は2度とないぞ、と自分に言い聞かせました。

円空佛は立体形です。
書道の如き平面ではないため臨書的な作業は小生には困難を極めます。
意臨如きの作品の中に如何に生命力を吹き込むか、そこに集中です。

今はIT時代、パソコン上でフォトブックのオーダーは完了です。
今回のフォトブックはA-5サイズ、本になった写真サイズは12cmX20cmです。

注文後、約1週間程度で注文の10冊が手元に到着、ヤレヤレ!