台北で、週末ふたり暮らし

台北暮らし、お酒&美食&旅の備忘録(〜2021年11月)。過去の上海暮らし(2013年11月〜2016年4月)の記録も。

春節シェムリアップ旅18~かものはしとブルワリーでランチ編~

2016-04-15 | 中国国内・アジア近郊
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春節シェムリアップ旅、スタートはこちらから

夜遅くまでのんびり飲んでいたわたくしたち
ですが、今回の旅は早起きが続きます!

レストランで軽く朝ごはんを済ませて…



迎えの車にみんなで乗り込みました♩




朝から若干重めなテーマにはなるのですが
児童買春や人身売買をなくすための活動で有名な
NPO団体、かものはしプロジェクト
お友だちの旦那さまが代表者の方と仲良しということもあり
ファクトリー訪問ツアーに参加することにしたのでした



シェムリアップから車でおよそ1時間弱の場所に
かものはしのコミュニティファクトリーがあります
ここでは農村の女性たちが大勢で協力しながら
おみやげになるいぐさ製品を作っているのだそう

案内役は、インターンで来ている大学生の女の子
まず初めに、かものはしの概要や現状などをうかがって
その後ファクトリー内を順番に見学させてもらいました

いぐさを編む部門では、体験をさせてもらったり…



ここでも食べ物が気になるわたくしは
調理場での作業風景もちらりと見学





メニューは毎日変わるだけでなく
栄養バランスもしっかりと考えられています



ファクトリーの建物脇には、ハンモックスペース!
ここで子どもたちは遊んだり眠ったりしているみたい



みんな、可愛いなあ~



こちらは、縫い物専門のミシン部隊



技術が必要なぶん花形ポジションのようで
ここで働く女性にはおしゃれさんが多いです



小さめですがショップも併設されています



ここで話を聞いていて意外だったのが
アイテム検品の厳しさ!
素人目には分からないようなズレやヨレでも
日本並みの厳しさですぐはねられてしまうのだとか



でも、技術が上がった人はちゃんと評価されて
お給料にも反映されていくのですって

お金だけではなく、自分の存在が認められること
それがもうひとつやりがいにつながっていて
だからこそ、みんな真剣に丁寧に作業に向かうのだなあ
うーん、この仕組みはすばらしいです


ここからまた少しだけ車に乗って、
ひとりの女の子の自宅訪問をさせてもらいました



決して恵まれているとは言えない環境ですが
かものはしで働くことによって
以前よりもずっと、豊かにはなってきているそう



高床式住居の下部分がキッチンスペース



床の隙間から下が見えて、ちょっぴり怖い…



屋根や壁などどんな建材にするかは
それぞれの家の財政状況にもよるようで
かなり立派な建物も周りにはあったりします


さまざまな質問に答えてもらううちに
その女の子の家庭事情もうっすら分かるようになってきて
なんだか複雑な気持ちにはなりました

でも、カンボジアの歴史をさかのぼってみると
家族みんなで一緒に暮らすことができて
責任感を持って仕事を続けているという
それだけでも、どんなに幸せなことか

人にとってのほんとうの幸せとは何か?
永遠に解明することができないテーマですな…
こうしてファクトリーツアーが終了しました


オールドマーケットなどで見かけていた
かものはしショップのおみやげグッズが
こんな風に作られていると知って、納得だったし
ここでは就労支援だけでなく自立支援も行われていて
肉体的にも精神的にも健康であることが
とても重要視されていると感じました

あれこれ考えることは尽きませんが
ここに来たのも必然だったのかもしれないな


さて、シェムリアップ市内に戻る頃には
もう早めランチの時間!
気になっていたブルワリー、Siem Reap Brewpubへ♡



シェムリアップでクラフトビールが飲めると聞いたら
寄らないわけにはいきませんね





まだまだ時間が早かったので、席は選び放題です



お店、広すぎです!大きなパーティーとかやれちゃいそう



ビールはもちろんサンプラーセット♡



お料理は正直期待していなかったけれど
わりとおいしくて 笑 結構頼んでしまいました
ジャンルはまあフュージョンかしら?


マグロアボカドのタルタル



トムヤムクン



フェタチーズのサラダ



カラマリフライ



チキンと野菜の炒めもの



息子くんのチャーハン




メインには骨つきラム肉!




そのうえ、シャンパーニュの安さに驚いて
ビールのかたわらボトルも開けてしまうという 笑



あたたかく爽やかな天気のなかで
オープンエアーなお店でいただくランチ(とお酒)は最高♡



〆のパスタもみんなでシェアして、お腹いっぱい!
そうしてまた、次の場所へと出発したのでした…


つづく!


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春節シェムリアップ旅17~カンボジアBBQとナイトマーケット編~

2016-04-14 | 中国国内・アジア近郊
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孤児院スナーダイ・クマエを訪れてから
ちょっと早めの夜ごはん♡

この日はシェムリアップ在住組の方々と
大勢でカンボジアBBQの予定になっていました~



珍しく店名をメモし忘れてしまいましたが
観光客はあまりいないローカルなレストラン



メンバーはわたくしたちとお友だちファミリー、
孤児院スナーダイ・クマエを運営するお姉さん
シェムリアップ通な、日本からの旅行ガイドさん
カンボジアでお魚の研究をしているお兄さん
途中からシェムリアップに住む女性の方と娘さん
という、異色な感じ 笑


気持ち良い屋外のテーブルにみんなで大集合!



こちらのお店はビュッフェスタイルで
BBQにする食材を自分たちでピックアップします



さまざまなお肉や魚介とその加工品がずらり



そのまま食べられるお惣菜や薬味類なども!



思い思いの食材をテーブルに持ってきて
いよいよカンボジアBBQスタートです



BBQと言っても、日本のそれではありません



まず、鍋の形が全然違う~
ジンギスカンのグリルみたいに中心が盛り上がっていて
周りの溝にはスープが入っています

上でお肉などをジュウジュウ焼きながら
スープで具材を煮込んで食べるという
一度で二度おいしい料理なんですね 笑



ワニの肉や血の味がする貝(おいしかった!)など
珍しい食材にもチャレンジしながら
食べまくり、ビールも飲みまくりましたん

お肉や野菜もちゃんとおいしいし
スープにはバッチリだしが効いているし
シェムリアップのお店ってほんとうにハズレがないなあ


ドリンクは、がさっと出されたものを自由に開けて
後でどれくらい飲んだか数えるスタイルでした



シェムリアップやカンボジアについて
全員とゆっくり、というわけにはいきませんでしたが
いろいろな人から話を聞けてとてもおもしろかった♡
facebookなどでも連絡を取り合えるし
今後もこの出会いをつながりにしていきたいものです

それにしても、たくさん飲んで食べたのに
お会計のとんでもない安さにびっくり!
満足してお店をあとにしました…


食後はアンコール・ナイトマーケットへ



パブストリートからわりと近い場所にある
比較的大きなナイトマーケットです



いくつかのマーケットに立ち寄った限り
個人的にはここがいちばん見やすかったかな





置いてあるアイテムこそ定番ものが多いですが
ディスプレイが素敵なショップもちらほら





見せ方ひとつで、イメージって変わりますよね





他で見かけない、かわゆいグッズだってたくさん





わたくしと旦那さまは特に収穫なしでしたが
いろいろと見てまわれてよかった♡






ふたり&お友だちファミリーは飲み足りないため
日本人の方が経営するバーで軽く一杯(じゃなかった、ワイン一本)
おしゃべりは尽きず、楽しい夜を過ごしました


しかしながら、この夜あたりから
旦那さまが腰痛から来る膝の痛みに悩まされ始め
歩くのが若干つらいというハプニングも…
痛みは日に日に大きくなり
ついには理学療法士さんのお世話になることに 苦笑
その話はまた後の記事にて!


つづく!


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春節シェムリアップ旅16~孤児院スナーダイ・クマエに立ち寄り編~

2016-04-11 | 中国国内・アジア近郊
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おいしいクメール料理ランチの後は
孤児院スナーダイ・クマエを訪問しました



入り口のあたりで勉強をしていた女の子がさっそく
「こんにちは」と日本語で挨拶してくれました
はにかんだ笑顔がとっても可愛らしいな



お友だちの知り合いでもあって
こちらを運営されている日本人女性の方が
わたくしたちを出迎えてくださいました!



まずは、パンフレットや新聞記事などを見ながら
孤児院の始まりから現在に至るまでのこと
たくさんのエピソードを聞かせてもらいました



中央エリアにある、テーブルつきの小屋
ここで子どもたちが勉強したりすることもあるそう



その後、敷地内を案内していただきました

中庭には遊具などが設置されています



食堂や調理場も清潔に保たれていました





外にはたくさんの洗濯物が




建物内のフリースペースにも立ち寄りました
ここではスタディーツアーなどに関連した
訪問者たちの寄せ書きや日本語の歌、メッセージなど
子どもたちとの交流の足跡が残されています



図書スペースには、日本語の本がいっぱい!



ポストカードやステッカー、Tシャツなど
オリジナルグッズが販売されていて
この収益が孤児院の運営資金となります



わたくしたちもポストカードとステッカーをお買い上げ


施設の案内がひととおり終わる頃には
子どもたちが中庭で遊んでいましたので
しばしの間、交流を楽しみましたよ



みんなシャイだけれどひと懐こくてキュート♡
片言の日本語が話せる子もちらほらいました



年長者の子が年下の子たちと遊んであげていたり
スタッフらしきお兄さんが彼らを見守っていたり
なんだかとてもほほえましい光景でした


スナーダイ・クマエに暮らしている子どもたちの多くは
貧困や虐待などさまざまな理由で、ここにやってきています



みんなで寝食をともにし、勉強やスポーツに励み
穏やかで幸せな生活をしている様子ですが
きっとそれぞれが、苦しみや痛みを抱えてきたのだと思うし
それを引き受ける運営者の方たちの大変さも
たぶん、わたくしたちの想像を超えているでしょう



両親や家族、親戚からの愛情を受けて
何不自由なく幸せに育ってきた身としては
当たり前だと思ってきたすべてのことが
すごく贅沢なのだよなと、反省するとともに
スナーダイ・クマエの子どもたちの笑顔を見ていて
何が幸せなのかは、本人たちにしか分からないし
物や情報に取り囲まれた窮屈な暮らしよりも
自然とともにシンプルに生活している方が
人間にとってはナチュラルなことなのかしら、
などいろいろと考えさせられました…



漠然とイメージしていた孤児院ですが
寂しいとか悲しいとかそういうものではなく
むしろキラキラとした希望に包まれていて、あたたかくて
訪問するこちらが元気やパワーをもらえる
そんな場所だなあと感じました



そして、こんな風に感じられるのは
孤児院で子どもたちに「お母さん」と呼ばれている
運営者の方の力が大きいのだろうなあ
うーん、ここに来れて良かったです


さて、孤児院を後にしたわたくしたちは
一旦ホテルに戻って休憩しましたん

夜は、シェムリアップ在住組の皆さまと
ローカルなカンボジアBBQへ♡

つづく!


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春節シェムリアップ旅15~新しい出会いとクメール料理ランチ編~

2016-04-09 | 中国国内・アジア近郊
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街なかを少し散策したあとに
お友だちの知人の方とホテルにて初対面

カンボジアのある場所に惚れ込んで以来
そこを世界遺産?にするための活動に携わっていらっしゃるそう
クメール語もネイティヴ並だし、街のことにも詳しい!
アクティブでスマートで、とても素敵な女性でした

ランチはおすすめのレストランを紹介していただき
より気になった方をチョイス♡
わたくしたちはトゥクトゥクで
知人の方はバイクで現地に再集合しましたん

Banteai Srey(バンテアイスレイ)というお店です~
地元の人たちも通う、昔ながらのレストランなのだとか



お店はなんだかゴージャスな雰囲気!
スタッフもたくさん働いていますね



禁煙席の大きなテーブル席を陣取りました



まずはビールで乾杯~



メニューはお任せしちゃいました!
プロに選んでもらうのが確実ですものね


バナナフラワーのサラダ



いろいろ野菜やお肉が入っていて
さっぱりしているけれど、食べごたえあり
初日のお店で食べたのより、さらにおいしかった♡


発酵ライムのチキンスープ



これがもうびっくりするくらいの絶品でした♡
酸味が強くてクセはあるものの
ほろほろに煮込んだ鶏肉もあいまって
はまる人にはたまらないと思われます


モツのスパイシーバジル炒め



さまざまな部位のモツがミックスされていて
バジルの爽やかな風味が絶妙にマッチ
ごはんが食べたくなる、パンチの効いた味わいです


ロックラック(牛肉のステーキ)



ふたりランチで食べたのと、もはや別物 笑
(どちらもおいしいですが、こちらの方が高級感あり)
お肉がとにかく柔らかくて、ジューシー
たれの甘さや濃さも完全に好みでした


デザートには、ココナッツ入りのお餅みたいなの



お腹いっぱいだったはずなのですが
懐かしい甘さで、意外とパクパクいけました


ランチをしながら、知人の方からたくさんの話を聞きました
シェムリアップのこと、カンボジアのこと
彼女が惚れ込んだ場所のこと…

わたくしたちの生活の中では見聞きできないような
不思議でおもしろいことがたくさんあって
うらやましく思うとともに、
好きなことに向き合って、毎日を楽しんでいる人の話は
ほんとうにいいものだなと改めて思いました

自分たちもがんばろう、と勇気づけられるような
そんな素晴らしい時間を過ごすことができました

さて、知人の方とはここでお別れ
わたくしたちは、寄り道をしながらホテルに戻りました



その後、訪問予約をしていた孤児院へ…

つづく!


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春節シェムリアップ旅14~クメール織物とカフェ休憩編~

2016-04-08 | 中国国内・アジア近郊
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朝ごはんの後、みんなで集合してお出かけ!

まずはクメール伝統織物研究所へとやってきました



内戦後に途絶えかけていた織物文化を復活させるため
日本人の方が立ち上げたのだそうで
その名はカンボジアでもよく知られています

ちなみに、シェムリアップ市内から車で1時間ほどの場所に
女性の自立支援を行う「伝統の森」という村があり
その日本人の方はそちらにいらっしゃることが多いのだとか
今回はさすがに時間がないので、断念


2階はショップになっています




ナチュラルな風合いと色使いにうっとり




素材についての日本語の説明もあって
おもしろく読ませていただきました



1階に降りて、スタッフさんに案内されつつ
工房での作業風景を見学~



みんな、それぞれの持ち場で仕事しています



働くお母さんたちに寄り添う、子どもたちの姿も!





こうしてここで作られたものが
上のショップをはじめ各地で販売されているのだな



そう思うと、市内でのマーケットめぐりも
またちょっと違った気持ちで楽しめそうです



この後は、オールドマーケットにトゥクトゥクで立ち寄り



まだ見ていなかったお店でおみやげを調達



かわゆいものが目白押しで、迷う~ 笑



食べもの市場をちら見したり…



デザート売り場をのぞいたりしてから




最終的には、カフェで休憩!



メインストリート沿いのCAFE CENTRALへ



上海にもありそうな、おしゃれな店内です



天気が良くて暑くなってきたので
わたくしはマンゴーミックススムージー♡



普段は日中冷たいものはできるだけ控えるようにしていますが
旅行先では気にせず、氷入りドリンクにも手を出します 笑


一旦ホテルに戻って、ロビーにて再集合
ランチの前に、お友だちの知人の方が迎えに来てくださいました


つづく!


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